2020年 1月 18日 (土)

「韓国産ビール」輸入急増 気がつけば10年前の13倍増、シェア7割超

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   価格が安く、好調な大手スーパーなどのプライベートブランド(PB)商品を背景に、韓国産ビールの輸入が急増している。

   「ビール」といえば、アイルランドやドイツが原産国として有名だし、これまでは米国産が多く輸入されていた。韓国産ビールは「水っぽく味が薄い」「泡が立たない」とされ、敬遠されがちだったが、じわじわと拡大。国内スーパーなど量販店の陳列棚をにぎわしているようだ。

人気のベルギービールをしのぐ勢い

韓国産ビールの輸入が急増している(写真は、イオン「トップバリュ バーリアル」のホームページ)
韓国産ビールの輸入が急増している(写真は、イオン「トップバリュ バーリアル」のホームページ)

   東京税関調査部によると、ビール系飲料の輸入は、数量で6年連続、金額で8年連続増えていて、2013年(1~7月)も好調に推移している。近年、アルコール飲料の消費が減少しているが、国税庁がまとめた酒類販売(消費)数量をみると、「縮小傾向の市場の中で、ビール系飲料の輸入は別」という。

   主な原産国は韓国とタイ、ベルギーで、この3か国で約9割のシェア(2012年、数量ベース)を占めており、10年前(2002年)と比較すると輸入量は約3倍に増えた。

   なかでも、韓国の躍進は目覚ましい。数量ベースでみると、韓国は2002年には13446キロリットルの2位だったが、2012年は18万5818キロリットルと約14倍伸ばし、首位に立った。シェアも02年の17.0%から、71.9%(第1位)という圧倒的なシェアを占めるようになった。

   また、金額ベースでも02年には10億7000万円で2位だったが、12年は140億1000万円と約13倍伸ばし、シェアも12.1%から64.5%と圧倒した。

   数量ベースでは、タイが02年の13位から2位に、ベルギーが8位から3位に上昇。金額ベースでは、ベルギーが7位から2位に、タイが12位から3位へと、順位を大きく上げている。

   原料や醸造法によってさまざまな色や風味、味をもつといわれ、最近話題の「ベルギービール」の輸入量も、この10年間で約3倍に増えたが、韓国産ビールはそれをもしのぐ勢いがあるというわけだ。

   東京税関調査部は、「韓国やタイ、ベトナムなどの国は、国内の大手スーパーのPB商品を受託生産していることが大幅な数量増加に結びついているようです」と話している。

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