2019年 7月 23日 (火)

「タブレット」がゲームを制する 「スーパーセル」の攻勢に日本のソーシャルゲームは苦境

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   ソフトバンクがスマホ向けゲーム「パズドラ」を運営するガンホー・オンライン・エンターテイメントのほか、フィンランドの大手ゲーム企業・スーパーセルを傘下に収めた。

   「タブレット・ファースト」という戦略を掲げるスーパーセルの躍進で、ゲーム業界の勢力図が変わりそうだ。

タブレットは究極的なゲームプラットフォーム

スーパーセルのウェブサイト
スーパーセルのウェブサイト

   スーパーセルは2010年にCEOのイルッカ・パーナネン氏らが設立したゲームメーカーだ。配信しているタイトルは事実上、村に要塞を造り敵陣に攻め込む戦略ゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」と、農場経営シミュレーション「ヘイ・デイ」の2つのみ。「パズドラ」と同様に基本プレイは無料のシンプルなゲームで、追加機能やサービスに課金する収益モデルだ。

   2013年4月の米フォーブズの記事によると、2つのゲームで2012年は1億ドル、2013年第一四半期は1億7900万ドルの売り上げを記録した。最近では1日に240万ドルもの売り上げがあるという。また、アプリ調査会社アップアニーが公開したデータでは、iOS向けゲームアプリを提供するパブリッシャーごとの売上ランキング1位をキープしている(2013年2月から8月まで)。

   同社のゲームは日本ユーザーからも好評で、

「クラッシュオブクラン面白すぎ!」「5000円課金したった」「ヘイ・デイという牧場アプリおもしろい。早くブタさん飼ってベーコンにしたい」

といったツイートが多数書き込まれている。

   スーパーセルが特徴的なのは、「タブレット・ファースト」という戦略を掲げている点だ。これまで主にiPadに向けにゲームを提供してきた。公式サイトでは、タブレットの携帯性やタッチ画面などに言及し、「タブレットは今日の究極的なゲームプラットフォームになりつつある」と重要性を記述している。「最高のゲームはいずれもそのプラットフォーム専用にデザインされている」という。

   確かにタブレットより画面の小さなスマートフォンでも遊べるが、タブレットでプレイしたときと操作感が大きく異なる。「クラッシュ・オブ・クラン」の場合、村の設備を強化したりキャラクターを動かしたりするときにも、画面全体が大きく見渡せるタブレットだとプレイしやすく、作りこまれた細部の演出もはっきり見える。2013年10月上旬にはAndroid向けアプリの提供も開始し、今後さらにユーザーが拡大しそうだ。

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