2024年 4月 16日 (火)

黒子のバスケ「声明文」から推理 犯人は中年の出版関係者説

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「複数犯」説は犯人の偽装か

   なお12年10~11月に脅迫を続けた「喪服の死神」は、本人の書き込み内容を信じるなら、「黒バス」作者の藤巻忠俊さんと同世代の30歳前後で男性、漫画やその2次創作が好きなオタクだ。文体も含め、上記のような「怪人801面相」の人物像とはかなり開きがある。

   となると「怪人801面相」は、「2代目」の犯人なのだろうか。

   しかし両者には、共通点も多い。たとえば篠田さんに届いた「801面相」名義の声明文と、12年10月の「喪服」時代の脅迫状などを比較すると、「やたらに多く貼られた10円切手」「乱雑に切り出された宛名の印字」などの特徴が一致する。また、両者はともに「腐れま○こ(伏字は編集部)」という言葉を頻繁に使用、今回の声明文にもこの言葉が確認できる。別人を称するには、やや不自然な点が多い。

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