2018年 12月 14日 (金)
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「福島取材で鼻血が止まらなくなった」 「美味しんぼ」雁屋哲インタビュー記事が物議

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様々な見方があり、真相は不明

   日豪プレスの記事では、雁屋哲さんの意見について、「ダイレクトに反応せず、まず一意見として消化し、その後自らの頭でさまざまな事態をとらえるための材料としていただければ」と断っている。しかし、ネット上では、雁屋さんの主張は参考になるといった声はあるものの、批判的な書き込みが多くを占めている状況だ。

   被ばく量の測定結果なども示さずに根拠のないことを言うのは無責任ではないかという声が上がっており、鼻血は興奮して血圧が上がったからでは、疲労は恐怖感が続いたのが原因ではないか、といった指摘もあった。また、海産物の多くが食べられなくなるとの主張には、根拠も示さないでは風評被害につながる、福島の人たちに失礼ではないかとの声も出ていた。

   確かに、非常に高い放射線量を浴びると、被ばくの症状として、鼻血が出たり倦怠感に襲われたりするとは報じられている。福島民報の2012年4月22日付記事によると、放射線医療の専門家は、500ミリシーベルトから1シーベルトの放射線を浴びると、このような「急性放射線症」の症状が出るとした。しかし、福島の人たちはそれほどの放射線を浴びておらず、鼻血もそれが原因ではないとしている。

   ただ、広島などの被爆者や原発作業員らには、こうした症状がみられると週刊誌などでは報じられている。極度の疲労や倦怠感を訴える症状は、「ぶらぶら病」と呼ばれているという。

   雁屋さんは、今回のインタビューで「原発の敷地内にも入りましたが、すさまじい破壊でした」と明かしている。もし被ばくしていたとしたら、そのときの影響があった可能性も考えられなくはないが、真相は不明だ。

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