2019年 12月 6日 (金)

ファミマ「フォアグラ弁当」発売中止で論議 ホリエモンも参戦、抗議は行き過ぎなのか

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   ファミリーマートが開発したフォアグラ入りの弁当が、一部消費者からの「残酷」との指摘で、直前に発売見合わせになった問題が議論を呼んでいる。

   指摘を受けたのは、2014年1月28日に発売予定だった「ファミマプレミアム黒毛和牛入りハンバーグ弁当~フォアグラパテ添え」(690円)だ。コンビニとしては、フォアグラを使った商品は初めてだった。

「残酷」だと、海外では規制の動きも

発売が中止になった問題の「フォアグラ入り弁当」
発売が中止になった問題の「フォアグラ入り弁当」

   ところが発売4日前の24日、ファミリーマートは突如「発売見合わせ」を発表した。

「一部のお客様のご意見の中に、フォアグラを使用した商品の取扱いについてご指摘をいただきました。(中略)お客様から頂戴したご意見や諸外国におけるフォアグラに対する見解の違い、フォアグラ自体の生産過程なども踏まえ、弊社内で慎重に検討しました結果、当該商品の発売を見合わせることとなりました」

   いったいどういうことなのか。実は高級食材として有名なフォアグラだが、海外などでは規制の動きが少なくない。フォアグラはガチョウやカモを人工的に「脂肪肝」の状態にすることで作られるが、その過程で口の中に無理矢理食料を詰め込む「強制給餌(ガバージュ)」が、1か月ほどにわたって繰り返される。くちばしを開けさせてパイプを突っ込み、エサを流し込む、というものだ。

   こうした生産過程が「残酷だ」「動物虐待」だとして、近年では動物愛護協会などがたびたび抗議活動を繰り広げてきた。こうした結果、欧州や米国の一部の州など少なくない国・地域で、強制給餌を禁止するなどして、事実上フォアグラの生産が規制されている。また、米カリフォルニア州のように販売も禁じられている地域もある。

   こうした海外の議論の影響もあって、日本でも動物愛護論者の中には、以前からフォアグラへの「反対」の声があった。今回、ファミリーマートが弁当へのフォアグラ使用を発表すると、こうした反対派の間で、ブログやSNSなどでファミリーマートへの抗議を呼びかける動きが複数出ていた。中には、店頭で店員に直接抗議した、という報告も上がっている。こうした人々からは、発売中止を決めたファミリーマートを高く評価する声が上がる。

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