2018年 7月 23日 (月)

長谷川洋三の産業ウォッチ
経団連会長に内定した榊原東レ会長:「天命と受け止め、全身全霊で取り組みたい」

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「元東レ社長で経団連副会長だった前田勝之助さんには(政府・自民党などとの)法人税実効税率引き下げ交渉などをお手伝いする中で、どう動けば政府が動くかなど勉強することができた」

   2014年6月の経団連総会で会長に就任することが内定した榊原定征東レ会長は1月27日の記者会見で先輩から薫陶を受けた時代をこう振り返った。榊原氏は2007年から4年間経団連副会長を務めたが、東レ出身者が経団連会長に就任することは初めて。財界活動の経験が少なく、比較的規模の小さい会社の出身とあって経団連会長をためらう空気もあったが「天命と受け止め、全身全霊で経済の好循環の実現やデフレ脱却などに取り組みたい」と強調した。

「経済が拡大すれば法人税率引き下げは可能だ」

   「経済が拡大すれば税収入は増える。税率引き下げは可能だ」とさらなる法人税引き下げに意欲を示し、イノベーション重視の経営を強調した。懸案の中国、韓国との対話促進については「東レとして中国、韓国にはプレゼンスがある。日中経済協会副会長として昨年11月には170人の代表団と共に中国を訪問したし、今後も良好な関係構築を考えたい」と強調した。

長谷川洋三

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