2020年 9月 28日 (月)

LINEが「ソフトバンク買収説」を完全否定 新サービスで独自にグローバル拡大図る

創業100年以上、大正製薬こだわりの品質。乳酸菌が入ったごぼう茶でいきいきとした毎日を。

   無料通話・メッセージアプリサービスのLINEに買収報道が流れた。携帯電話大手のソフトバンクから買収提案を受けたと米ブルームバーグが伝えたのだ。

   騒動のさなか、LINEは新サービス発表会を開催し、出澤剛・最高執行責任者(COO)は報道を全面否定した。同業の海外のサービス大手が相次いで買収されているが、LINEは世界市場において独力で勝負を挑む。

ライバル業者の相次ぐ買収「チャンスも生まれる」

LINEの出澤剛COO(右から2人目)と舛田淳CSMO(同3人目)
LINEの出澤剛COO(右から2人目)と舛田淳CSMO(同3人目)
「率直に、ソフトバンクからLINEを買いたいという話はありますか」

   報道陣からこう問われた出澤COOは、苦笑いしながら「ないです。ありません」と即答した。2014年2月26日に開かれた新サービス発表の席でのことだ。前日、ブルームバーグが「事情に詳しい複数の関係者」の話として伝えた内容を一蹴したのだ。

   LINEの利用者数は、2011年6月のサービス開始以来3億7000万人に達した。2014年内には5億人到達を見込む。全体の85%が海外ユーザーなのも特徴で、グローバル化が進んでいる。ただ、メッセンジャーサービスの競争は激しさを増している。

   交流サイト世界最大手のフェイスブックは2月19日、利用者4億5000万人を抱える「ワッツアップ」を190億ドル(約1兆9000億円)で買収すると発表。米CNN電子版は、「国連の人道援助予算1年分」「ウクライナの借金を肩代わりできる額」に匹敵すると驚きをもって伝えた。

   これに先駆けて楽天も2月14日、3億人の利用者を持つメッセンジャーアプリ「バイバー」を9億ドル(約900億円)で買収すると明らかにした。バイバーとワッツアップはいずれも、今後独立したサービスとして事業を続ける。LINEにとっては、ライバルの2社に強力な「親会社」が登場したと言える。

   出澤COOは、同業他社の買収が相次いだことに「こういうときは業界が動き、チャンスも生まれる。実際にフェイスブックによるワッツアップ買収が報じられると、LINEの欧米ユーザー数が急増した」と説明し、歓迎すべき状況だと語った。

   最高戦略・マーケティング責任者(CSMO)の舛田淳氏は、「(ライバルとの)差別化をベースにものづくりをすると、独りよがりになってしまう」と言う。競合相手が視線の先にあるのではなく、あくまで利用者の立場で開発に取り組む姿勢を強調した。その一方で、ゲームや「スタンプ」の課金、法人向け事業など異なるサービスを組み合わせて収益構造をつくりあげたLINEが、「世界で最も進んだビジネスモデルをもったメッセンジャーアプリだと思う」と自信をのぞかせた。

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