2022年 12月 3日 (土)

「顔が見える食品。」、生産者表記を巡り議論 大手の責任者が複数産地で登場するのは…

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   大手スーパー「イトーヨーカ堂」が展開する、生産者情報が分かるオリジナル食品ブランド「顔が見える食品。」を巡り、インターネット上で、あるキノコ生産者に注目が集まっている。

   きっかけは消費者が2014年3月1日に投稿したツイートだ。異なる産地で作られたキノコ商品に同一人物の情報が記載されているとして、画像付きで疑問を投げかけた。

「同姓同名で偶然キノコ農家さんなの?」

工場代表者は生産者の「顔」?(画像は「顔が見える食品。」サイトのスクリーンショット)
工場代表者は生産者の「顔」?(画像は「顔が見える食品。」サイトのスクリーンショット)
「これどうなの、イトーヨーカ堂さん。長野と北海道に玉木敏明さんがいるの? 同姓同名で偶然キノコ農家さんなの? 消費者を騙すにもほどがないかい。他の県にも同じ人がいたりして」

   「顔が見える食品。」ではブランド商品のパッケージに、産地だけでなく、生産者の名前や似顔絵を印刷している。この消費者が投稿した画像に写る「エリンギ」と「ぶなしめじ」にも、「玉木敏明」という生産者名がイラスト付きで書かれていた。ところが産地を見てみると、エリンギは北海道苫小牧地区産、しめじは長野県上田地区産。同じ生産者でありながら産地がバラバラだ。インターネット上では、このツイートを機に「どういうこと?」と疑問の声が相次いだ。

   ブランドサイトにヒントがあった。生産者ページをみてみると、玉木さんはツイートで指摘された長野県や北海道だけでなく、広島県、新潟県、静岡県、香川県などでもキノコを作っていることが分かる。「全国16拠点25工場にて生産し~」(エリンギの場合)という記述もあった。そして確認責任者欄には、長野県に本社を構えるキノコ栽培の大手企業「ホクト株式会社」の名前がある。

   実は玉木さん、ホクトの取締役兼キノコ生産本部長だったのだ。ホクト公式サイトの役員一覧ページに名前があり、念のため同社に確認したところ「同じ人物です」との回答を得た。「複数産地で同一人物」のミステリーは無事解決した。

姉妹サイト
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中