2018年 7月 18日 (水)

長谷川洋三の産業ウォッチ
豊田章男・トヨタ自動車社長の経営哲学:「今の経営者には先を見通しする力はない」

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「今の経営者には先を見通しする力はない。いかに事実関係をつかみ、現地現物でタイムリーに判断して行動するほかない」

   トヨタ自動車社長で日本自動車工業会の豊田章男会長は2014年3月20日自工会会長として最後の定例会見でこう強調した。自工会では2014年度の軽自動車を含む国内新車販売台数見通しを2013年度比15・6%減の475万台と発表、国内工場の稼働維持の目安とされる500万台を下回る予想となった。

   4月の消費増税後の駆け込み需要の反動が響く。豊田会長は「国内生産体制は各社の努力で何とか維持できるが、予断は許さない」と加えた。

「リコール問題をきっかけに、安心、安全に対する判断が変わった」

   また自工会会長時代を振り返り「東日本大震災や超円高の中で日本のもの作りは大丈夫かという声もあがったが、試練を重ねる中でモノ作りを守ってきた。競争力を強化し、世界をリードする時代を作りたい」と強調した。大量リコール問題の教訓については、「品質の確保は自動車会社の生命線である。リコール問題をきっかけに、安心、安全に対する判断が変わった。お客様第一の基本的課題に立ち返るきっかけとなった」と語った。

長谷川洋三

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