2019年 3月 27日 (水)

昭和シェル石油が新ハイオクガソリン発売へ フェラーリと共同開発、燃費や加速性能が向上

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   昭和シェル石油が2014年7月から高性能の新ハイオクガソリンを発売すると発表した。「シェルがフェラーリとF1マシン向けのレース燃料開発で培った技術を応用した」というから、マニアの間で話題を呼びそうだ。

   具体的には「エンジン内部に付着する汚れを洗浄し、錆から保護する新たな清浄剤を採用、クルマ本来の性能を引き出す」という。

12年ぶりにモデルチェンジ

ハイオクが変わる(画像は英「シェル石油」商品紹介サイト)
ハイオクが変わる(画像は英「シェル石油」商品紹介サイト)

   「ガソリンなんて、どれも同じ」と思うなかれ。ユーザーにはあまり知られていないが、国内のガソリンスタンドで販売されるガソリンは、レギュラーが石油元売り各社共通の規格品で、基本性能が同じであるのに対して、「ハイオクは元売り各社によって添加剤や調整が創意工夫され、燃費や加速性能が異なっている」(大手石油元売り関係者)というから驚きだ。

   ハイオクガソリンにはいろんなブランドがある。「ENEOSヴィーゴ」(JX日鉱日石エネルギー)、「Shell Pura(シェル・ピューラ)」(昭和シェル石油)、「出光スーパーゼアス」(出光興産)、「スーパーマグナム」(コスモ石油)、「シナジーF-1」(エッソ、モービル、ゼネラル=東燃ゼネラルグループ)などだ。

   いずれも各社の独自開発で、「レギュラーガソリンより最大2.7%燃費が向上」(出光スーパーゼアス)、「レギュラーガソリンに比べて最大約5倍の清浄性能」(スーパーマグナム)などとうたっているが、この分野の最大のライバルはENEOSヴィーゴとシェルピューラだろう。

   2005年1月に「ENEOS NEWヴィーゴ」を発売した新日本石油(当時、現JX日鉱日石エネルギー)は「国内で唯一、摩擦調整剤を配合し、同剤未添加のハイオクに比べ、(1)燃費が最大3%向上(2)加速性が最大5%向上(3)出力が最大15%向上する」などとアピール。エンジン内部の汚れも86%削減するなど「国内最先端の清浄性能」を誇る。2002年3月に発売開始のシェルピューラは「ヴィーゴと性能はほぼ互角」(石油元売り関係者)と見られるが、今回12年ぶりにモデルチェンジすることになる。

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