「優勝」掲げた本田に「口だけ」「ピークは過ぎた」 「W杯惨敗」で日本代表にバッシングの嵐

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   1分け2敗――。サッカー日本代表のワールドカップ(W杯)ブラジル大会は、白星を挙げられないまま「終戦」となった。

   インターネット上の書き込みは、代表選手をねぎらう言葉もあるが、結果が伴わなかったことで厳しい意見が数で圧倒した。テレビではサッカー解説者たちが、いらだちを隠しきれない様子だった。

「優勝すると選手を錯覚させた組織的な問題を考えないと」

   日本がコロンビアに4失点を喫して敗れた2014年6月25日朝、放送各局はサッカー特番や情報番組で、試合の分析と日本代表のグループステージ敗退を総括した。

   「スッキリ!!」(日本テレビ系)に出演したサッカー解説者の都並敏史氏は、「監督に迷いが見えた」とアルベルト・ザッケローニ監督の采配をやり玉に挙げた。コロンビア戦では「この先発メンバーでよかったのか」と起用法を疑問視。W杯に選手のコンディションをピークに持っていけなかったとも話した。

   選手の技量不足を指摘した解説者もいた。テレビ朝日の中継で解説を務めた名波浩氏は世界のトップチームについて「一番怖いと思われる選手が怖いエリアに顔を出す」と述べた。

   強豪国はエースが決定機をものにする、日本はそれが足りなかったというわけだ。松木安太郎氏がこのコメントに「(ザッケローニ)監督がポジション変更して変化をつけたいと思っても、機能しなかった」と応じると、名波氏は「ピッチの中で(選手が)判断してほしかった」と注文を付けた。「スッキリ!!」では元日本代表の北澤豪氏が、先発を8人入れ替えて臨んだコロンビアに勝てなかった現実に、「結果につながらないと『世界との差』と言われる。『決めるところを決めないと』といういつものセリフになってしまい嫌ですね」と、不満げな表情を浮かべた。

   こうした見方とは一線を画したのが、セルジオ越後氏だった。ツイッターでは試合後「この試合だけを分析するのではなく、総合的に見直さないとまた4年間を繰り返すだけ。この結果は決して監督や選手の責任ではないんだ」と書き込み、テレビでも同じ主張を披露した。ツイッターでは続けて、他の解説者は触れなかったこのような課題を示した。

「興行的な6人交代の試合をこなし、優勝すると選手を錯覚させた、組織的な問題を考えないと何も変わらない。メディアもそう。無いものをあるように作る報道も変えていかないと、改善はされない」。
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