2018年 9月 19日 (水)

キムタク「HERO」で道徳教育 文科省との異例タイアップに賛否

印刷

   13年ぶりの「連ドラ復活」となる木村拓哉さん主演ドラマ「HERO」(フジテレビ系)が、異例のタイアップを行うことが話題を呼んでいる。

   その相手は「文部科学省」。それも、分野は「道徳教育」だという。

下村文科相が発表会見に駆け付ける

会見への大臣登場を「すげえ」と喜んだキムタクだが…
会見への大臣登場を「すげえ」と喜んだキムタクだが…

   2014年7月10日、東京・お台場のホテル日航東京レストランで行われた制作発表会。キムタクと並んでニコニコ笑っていたのは、下村博文文科相だ。大臣の出席に、「改めて考えるとすげえ」と喜んでみせた木村さんを前に、下村文科相も「素晴らしい番組」と持ち上げてみせた。

   「HERO」は木村さん演じる型破りな検事の活躍を描いた作品で、2001年にドラマ版が放映、07年には映画版も制作され、いずれも大ヒットとなっている。

   今回のタイアップでは、

「『正義』ってなんだ? 『真実』ってなんだ? みんなで考えよう、本気で生きるってこと」
「道徳教育×HERO」

といったスローガンが記された木村さんらの写真入りポスターを全国の小・中・高4万校に配布、さらに今後、関連イベントや「道徳教育」について出演者が語るインタビューなども企画されているという。

過去にもキムタクはタイアップ事例あり

   それにしても、なぜ「HERO」で道徳教育なのか。8日の会見で下村文科相は、キムタクのサイン入りパネルを披露しながら、

「誰に対しても公平・公正な態度で接し、自らの信念に基づいて行動し、真実を見極め、社会正義を追及しようとする主人公とその仲間の姿には、人としてどうあるべきか、自分はどう生きるべきかという、道徳教育の根源的なテーマと共通するものがある」

と説明したが――。

   今回のタイアップはフジ側から申し出たものだと報じられている。フジでは以前にも、キムタク主演の「PRICELESS」で、「食育」をテーマに文科省とタイアップを行った。また他局では、「ごくせん」(日本テレビ系)が薬物乱用防止キャンペーンに起用された事例もある。

   とはいえ、「道徳」でのタイアップはなかなか例がない。安倍政権下で「教科化」が進められている中だけに、ネットでは賛否両論の声が出ている。

「いいですね。今までにない取り組みだと思います」
「マスメディアが政府の道徳教育に荷担とかどういうことだ……」
「久利生検事は検察官でありながら、既存の『常識』から逸脱しているのが魅力的なキャラクターではなかったのか。何だ『道徳教育』って」
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • 【9月28日開催】中小企業の役員・総務担当者はマスト! 企業承継と相続対策セミナー弁護士は見た!「社長が認知症に!? 悲惨な現実と対応策」

  • 【9月20日開催】人事・労務担当者必聴セミナー 「"無期転換ルール" あなたの会社は大丈夫?」 ~これからでもできる!企業のリスク回避術~

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中