木田元さん死去 ハイデガー研究の第一人者

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   日本におけるハイデガー研究の第一人者として知られる哲学者で、中央大名誉教授の木田元さんが2014年8月16日、肺炎のため千葉県船橋市の病院で死去した。85歳だった。

   山形県出身。幼少期を旧満州(現中国東北部)で過ごし、海軍兵学校時代に終戦を迎えた。山形県立農林専門学校在学中にドストエフスキーなどの作品から影響を受け、東北大で哲学を研究。長らく中央大教授を務めた。

   20世紀を代表するドイツの哲学者、ハイデガーの主著「存在と時間」を独自に読み解いた「ハイデガー」を刊行。他の著書に「現象学」「反哲学史」、「メルロ=ポンティの思想」「反哲学入門」、エッセー集「ピアノを弾くニーチェ」、自叙伝「闇屋になりそこねた哲学者」などがある。

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