2024年 4月 19日 (金)

朝日新聞、誤報記事に法的措置匂わせる「抗議書」 フリージャーナリストらに何度も送りつけていた

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「『乱発』と受け取られるかどうかは、皆さんのお感じになることで、コメントしない」

   記者会見では、抗議書についても話題になった。抗議書の宛先のひとつでもある週刊ポストの記者が質すと、喜園(よしぞの)尚史執行役員(知的財産・広報・ブランド推進・環境担当)が抗議を撤回し、謝罪する意向を明らかにした。

「これまでに出した抗議は、誤った事実に基づいた抗議だということで、そこは率直に認めてその部分については撤回、お詫びしたい。実際にこちらから抗議書を出したメディアの方、ジャーナリストの方については、この後別途きちんと誠実にご説明し、対応を検討したいと思っている」

   ただ、ポスト記者が、

「抗議書を乱発していることに対して、雑誌メディアの方がちょっと敏感になっている部分がある」

と、抗議書を送るという姿勢そのものに疑問を呈した点については、喜園氏は

「十分な取材をした事実だったということを書いた事実に対して、『違う』『誤報だ』ということがあれば、我々としては、そういうときにはきちっと(抗議書を)出すということをしていることは事実。それを『乱発』と受け取られるかどうかは、皆さんのお感じになることで、我々としてはコメントしない」

と述べ、朝日新聞が「事実に基づかない反論」だとみなした記事には抗議書を送るという姿勢は維持する構えだ。

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