2019年 10月 22日 (火)

スズキが猛追、軽販売台数に異変 ダイハツが首位明け渡しの可能性

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   2014年(1~12月)の軽自動車市場はスズキが2006年以来、8年ぶりに販売台数首位を奪還する可能性が出てきた。近年、首位を走ってきたライバルのダイハツ工業に変調が見られるのだ。

   スズキはもともと「利益重視で順位にはこだわらない」(幹部)とされているが、業界関係者には「やはりトップを狙っている」との見方もあり、年末にかけて軽2強によるデッドヒートが展開されそうだ。

4月以降は、9月まで6カ月連続でスズキが首位

首位の座を明け渡すのか(画像はダイハツのホームページ)
首位の座を明け渡すのか(画像はダイハツのホームページ)

   2014年の月ごとの軽自動車販売は、1~3月はダイハツが首位を独走した。しかし、消費増税のあった4月以降は、9月まで6カ月連続でスズキが首位に立っている。増税前の駆け込み需要でダイハツが稼いだ1~3月の「貯金」も、もはや乏しくなり、1~9月の累計ではダイハツがなお首位にあるものの、その差は4044台にまで縮まっている。軽自動車市場(1~9月)に占めるシェアで見ると、ダイハツの30.3%に対しスズキが30.1%とわずか0.2ポイント差で、「軽2強」が拮抗している様子を映し出している。

   スズキ躍進の原動力となっているのは1月発売の「ハスラー」だ。室内空間の広さを追求した軽ワゴンにスポーツ多目的車(SUV)を融合させた、まったく新しいタイプの軽自動車だ。スズキで言えば「ワゴンR」ような「地方の生活車」といった趣きだ。軽の主流をなすクルマではなく、普段の街乗りからオフロードまでこなせる男性向きの車だ。

   実際、ワゴンRを超えるような販売台数ではないが、当初計画した月間販売目標台数は5000台に対し、月によってはその2倍以上売れることもある。増税後、消費者の目が厳しくなる中、トヨタ自動車の豊田章男社長流に言えば「もっと良いクルマ」を出して需要を生んだヒット作と言える。

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