2019年 11月 12日 (火)

パクリ連発の悪質バイラルメディアが横行 ライターがBuzzNewsに「実力行使」

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月刊訪問者数1億5000万人の米サイトでもコピペ騒動

   サイト運営・商品開発のコンサルティングを手掛ける永江一石さんは、2014年7月27日付のブログで「パクリ系バイラルメディアの乱立」に厳しい見方を示している。「広告で稼ぐモデルなのだが、自分はナニも生産せず、人の褌で相撲を取って儲けるので世間の反感を食ってる」「パクってきて並べるだけ。ネットに慣れてない人によってこれが面白いようにシェアされるのだ」と指摘。どれも同じような「ネタ」ばかりであるうえ、「ほかのバイラルメディアが拾ってきたネタを流用するところも多くて......はっきりいってスパムです」とバッサリだ。単にバイラルを否定しているわけではなく、「『楽してパクって他人の迷惑顧みずに稼ぐ』という考え方」を非難している。

   ヨッピーさんが盗用被害を受けたBuzzNews以外にも、著作権侵害だと批判されたバイラルメディアがある。「TABI LABO」だ。8月28日、サイト上に「お詫び」を掲載した。「サイトに公開されている記事の一部に、参照元の表記漏れ」があったためだという。そのうえで、不適切な記事の削除を含む修正対応を約束した。海外メディアの記事を無断で翻訳、掲載していたとの指摘を受けての対応だが、ブロガー・評論家のやまもといちろうさんはこの時、「紙媒体でやれば廃刊のレベルの不祥事」と断じていた。

   海外に目を向けると、米国では月間訪問者数およそ1億5000万人のバイラルメディア「バズフィード(BuzzFeed)」が有名だ。米ハフィントンポストの共同創業者が設立。ゴシップネタや面白動画だけでなく、経験豊富な記者による政治経済の「硬派記事」も掲載している。だが2014年7月26日、同サイトの編集長は、記者のひとりが別のサイトから記事を「コピペ」していたことが明らかになったとして読者に謝罪した。その数は41点におよび、記者は解雇処分となった。

   大手メディアからジャーナリストを集め、拡大を続けるBuzzFeedですら、盗用問題は最近になっても起きている。バイラルメディアが「雨後のたけのこ」のように増え続ける国内では、もしかしたらヨッピーさんが指摘したように著作権侵害が暴かれる悪質な業者は「氷山の一角」なのかもしれない。さらにヨッピーさんは取材に対して、ツイッターで他人の投稿を丸ごと無断転載する「パクツイ」やまとめサイトでも、今後問題が広がるのではないかと答えた。

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