2024年 4月 24日 (水)

賃貸仲介手数料「無料」が広がる 家主側からは「成功報酬型」導入

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東京23区内なら、仲介手数料「無料」

   ネット専業の無店舗型不動産仲介サービス「ヘヤジンプライム」と、既存の仲介手数料の無料サービスとの違いは、貸主や不動産管理会社に成功報酬型のビジネスモデルを提供することで、公開情報を増やして不動産管理会社が取り扱う仲介手数料無料の物件情報を、すべて取り扱うことができるようにした点にある。

   つまり、情報量の豊富さが「ヘヤジンプライム」の特色。仲介手数料の「無料」物件を、東京23区全域を対象に約6万~8万件を抱えている。借り手が月額700円の会費を払えば、「非公開」を含めたすべての物件情報が閲覧できる。

   運営会社のイタンジによると、「仲介手数料の無料物件は最近増えているが、不動産管理会社が市場全体の30~40%程度に、情報公開を制限してきました。仲介業務に参入したことで、非公開だった情報も公開して、ワンストップで契約できるようにしています」という。

   最近はインターネットで物件を探す人が少なくなく、不動産情報サイトはその情報量を競っているが、物件情報が重複するケースも多い。同社は「物件の重複がなく、探しやすい」ともいう。今後は対応する地域を順次広げていく考えだ。

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