2018年 9月 20日 (木)

「ぎええええ・・・380円かよ」吉牛ファンが悲鳴 いきなり大幅値上げ発表の吉野家に明日はあるのか?

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   牛丼チェーン大手「吉野家」が牛丼の値上げを発表した。並盛の300円が380円(26.6%値上げ)になることが分かるとネットでは「ぎええええいきなり380円かよ」「さすがにこれはやりすぎ」などといった悲鳴が上がり、「もう食べに行けない」といった発言も出た。

   値上げしなければならなくなったのは米国産の輸入牛肉の仕入れ値が昨年に比べ倍になったことが原因のようだが、吉野家ファンからはこうした急激な値上げで客数が減るのは必至であり、経営は大丈夫か?などといった心配の声まで挙がることになった。

「企業努力ではもう牛丼の水準を維持できない状態」

手の届かないところに...(画像はイメージ)
手の届かないところに...(画像はイメージ)

   吉野家ホールディングスは2014年12月9日に並盛牛丼を現状の税込300円から380円に、大盛りを460円から550円に、特盛を560円から680円と80円~120円値上げすると発表した。値上げするのは12月17日午後3時からで、この年末に、しかも値上げ発表から8日後の実施というスピードの速さから「相当切羽詰った状態なのか?」といった感想も漏れた。

   吉野家ホールディングス広報に話を聞いてみると、値上げしたそもそもの原因は米国産輸入牛肉の高騰で、13年9月と現在では仕入れ価格が倍になっているのだという。11年から12年にアメリカで干ばつがあり、牛に食べさせる飼料が高騰したほか、アジア市場で牛肉の需要が高まるなどしたことが価格を押し上げた。なぜこの年の瀬に値上げしたかについては、検討に検討を重ねた結果であり、

「我々の企業努力ではもう吉野家の牛丼の水準を維持できない状態になってしまった。価格改定に関しても牛丼の水準を最適なものに維持するためには、これだけの値上げが必要になっていました」

と同社広報は説明した。

   今回の値上げで吉野家ファンは激しく動揺していて、

「うわったけえ・・・牛丼並が俺の手の届かないところに行っちまったよ・・・」
「300円牛丼目当てで通ってたのに...」
「踏ん張って330円なら客も納得するけど 3割の値上げはやり過ぎだ」

などといった意見がネット上に出ることになった。

松屋は「プレミアム牛めし」後に客数も売り上げも落ちた

   また、今回値上げしても来年も円安は進むだろうし、中国の輸入急増もあって牛肉の価格が上がり続けていく方向だから、吉野家はまた来年も値上げを発表しなければならないのではないか、と心配する声もある。中には吉野家の牛丼を食べ続けていたいから経営に支障がないように値上げもやむなし、という意見もあるが、値上げによって客が減ることによって収益を落としたら元も子もない。

   単純に比較はできないが、ライバルの松屋は14年7月にこれまで290円の「牛めし」並盛を、こだわりの品質と味に変えた「プレミアム牛めし」に変更し、380円で販売した。事実上の値上げだが、客数や既存店の売り上げが月を追うごとに下がり続け、14年11月は速報で既存店の売り上げが前年比99.1%、客数が同93.2%となった。こうした中、一部地区では販売を止めていた290円の「牛めし」並盛を復活させる店舗も現れた。

「吉野家も値上げしたことで客が減り、また値下げ、経営を圧迫するという負のスパイラルに落ちなければいいが」

などと心配しているファンもいる。

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