2014年12月30日午前10時半頃、愛知県名古屋市中村区名駅の名鉄百貨店本館屋上で火災が発生した。出火元は屋上のビアガーデンの建物らしく、百貨店内の従業員や客が一時避難したものの30分後に鎮火、けが人は出なかったという。愛知県警広報課は「出火原因は調査中」と取材に語った。「現場写真」が続々投稿される一方、ツイッターには「現場写真」が続々投稿された。中でも空に向かって黒煙が上がる様子をとらえた写真は大きな反響を集め、4000を超えて今もリツイートされ続けている。それだけでなく、「妹が、名鉄百貨店で働いているんだが...」「年末のかきいれ時なのに...とりあえず怪我人がいなければ良いのだが」という心配の声や、「店長と共にガチ避難しました」「バイトの為に着替えてる最中に避難警報出たから流石に焦った」「いきなり避難してくださいーってなったからビックリしたー」など名鉄百貨店で働く人らのリアルな報告も寄せられている。また、事件をうけ、過去の大規模百貨店火災を思い浮かべた人も多い。とりわけよく触れられたのは1973年11月29日、熊本市にかつて存在した「大洋デパート」で発生した火災だ。「小さいとき大洋デパート火災ってあってデパートの火災はトラウマ」「同級生のお母さんから『家族で行った後帰りの車のラジオで火災を知ってゾッとした』という話を聞いた」などと振り返った。大洋デパート火災は100人を超える死者を出しながらも、現在へ至るまで出火原因が不明とされている。
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