2018年 11月 19日 (月)

「聖地」リブロ池袋本店が閉店へ そうか、そんな事情が...

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   東京・池袋の大型書店「リブロ池袋本店」が2015年7月末までに閉店することが明らかになった。入居する西武百貨店との出店契約が満了するためだ。リブロ側は再契約を希望していたが西武側が応じず、閉店を余儀なくされた。

   リブロは元々、西武百貨店の「西武ブックストア」としてスタートし、1985年に「リブロ」として分離。人文系の先鋭的な品ぞろえには定評があった。1980年代にはセゾン文化を支え、「ニューアカデミズムの聖地」とも呼ばれていた。それだけに、ネット上では閉店を惜しむ声も広がっている。

閉店日は原状復帰工事の日程から逆算

リブロのウェブサイト。トップページのバナーには「池袋本店」の文字が出てくる
リブロのウェブサイト。トップページのバナーには「池袋本店」の文字が出てくる

   リブロ企画室は、

「旗艦店なので営業を継続したかったが、閉店せざるを得なくなった」

と悔しそうだ。西武側は、再契約しない理由をリブロ側に明らかにしなかったという。リブロは契約が切れる2015年7月末までに「完全撤収」する必要があり、今後、原状復帰工事に必要な日程から逆算して閉店日を決める。

   リブロ池袋本店は「書籍館」と「別館」の2つの建物にまたがる形で入居。書籍館は地下1階~4階の5フロアにわたって展開している。売り場面積は約1000坪(約3300平方メートル)に及ぶ。リブロでは池袋周辺に代わりの物件を探しているが、これだけの広さの物件を探すのは簡単ではなさそうだ。

そごう・西武、再契約しなかった理由は「把握していない」

   そごう・西武の広報室では、リブロの閉店を「通常のテナント契約の満了」によるものだと説明。リブロ撤退後に入居するテナントについては「調整中」だとしている。再契約に至らなかった理由については「把握していない」と話しており、リブロが閉店せざるを得なくなった理由は、はっきりしない。

   リブロは元々は西武系のパルコの子会社として出店を続けてきたが、03年に出版取次大手の日本出版販売(日販)がパルコからリブロ株の大半を買い取り、今ではリブロは日版の100%子会社だ。一方、そごう・西武の親会社にあたるセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長は日販の競合にあたるトーハンの出身で、今でもトーハンの役員だ。こういった競合関係が今回の閉店の背景にあると見る向きもある。

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