2018年 9月 24日 (月)

小林節慶大名誉教授、維新の安保対案に「これは合憲」 与党との修正協議含め国会は波乱含み

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「集団的自衛権肯定論に引きずり込まれる」は「被害妄想」

   ただ、小林氏が学者に意見を聞く中で、維新案にも個別の論点で2つほど異論が出たという。ひとつが、

「個別的自衛権で処理できるのに、新たに法律をつくる必要はない」

という意見。小林氏はこの意見を「勘違い」だとしたうえで、

「軍隊の出動というのは大変な国家権力だから、ちゃんと道筋の手続法がなければ軍隊は出ちゃいけない。新しい事態に対応するには手続法の整備が必要」

と反論した。もう一つは、

「この手の議論に乗ることが、結局、集団的自衛権肯定論に引きずり込まれる」

という意見で、小林氏は「被害妄想」だと切り捨てた。

   維新によると、小林氏、伊藤氏、阪田雅裕・元内閣法制局長官を含めて合計8人の有識者が維新案に対して合憲だという見解を示したという。

   菅義偉官房長官は15年7月2日夕方の会見で

「個別論点についてはコメントは控えたい」

としながら、

「こうして野党の中でも対案を取りまとめて、そうしたものが国会で議論されることによって、国民の皆さんにとっては『どこの部分が問題がある』とか『安全保障のためにどうすべき』といった議論が深まっていくと思う。他の政党にも、党内をまとめて対案を出してもらえれば、より内容が分かるのでは」

と歓迎姿勢だ。

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