2019年 5月 19日 (日)

沖縄県を「ある意味見限ってもいい」 記者が会見で持論ぶつけるのは「不適切」なのか

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   毎日2回行われる官房長官の会見で、時事通信の記者が投げかけた質問が問題になった。記者は沖縄県について「ある意味見限ってもいいような気がする」と持論を展開し、沖縄県議会を「そんな連中」呼ばわりしたことだ。

   時事通信は、質問の表現は不適切だとして記者を注意したが、記者が展開した「持論」や、持論を展開すること自体の是非については議論が分かれそうだ。

  • 問題の質問は菅官房長官の定例会見で出た(2015年5月撮影)
    問題の質問は菅官房長官の定例会見で出た(2015年5月撮影)

「国としても、ある意味見限ってもいいような気がするんですけど」

   質問は2015年7月13日午後の会見の最後に出た。沖縄県議会は同日午前、県外からの土砂搬入を規制する条例案を賛成多数で可決したことをめぐる質問だ。条例案をめぐっては、県議会では野党の自民党から(1)米軍普天間飛行場の辺野古移設を阻止する政治目的の条例(2)那覇空港の第2滑走路の工期に影響する、などと反対意見が出ていた。会見では、滑走路の工期を沖縄県側の要請で「7年から5年10か月に前倒しをした」ことを菅官房長官が説明した直後に、問題の質問が出た。

「当の沖縄が、簡単に言えばそれを反故にするということもないんですけども、工期短縮を難しくするような決断をしたということについては、だったらもう、国としても、ある意味見限ってもいいような気がするんですけど、その辺いかがでしょう」

   菅氏を煽るかのような質問だが、菅氏は工期短縮の重要性を繰り返すにとどめた。

「いや、私は沖縄の発展に(滑走路増設は)極めて大事だと思う。当時私は仲井真知事に、前倒しについて『沖縄県も最大協力してください』(とお願いした)。そういうことが前提の上で(工期を)5年と10か月にした経緯がある。そうしたことも踏まえて、今の沖縄県について、そこはやはり大事だろうと思っている」
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