2024年 5月 19日 (日)

五輪陸上競技場に駒沢公園改修が浮上 ただ、「手狭で老朽化」など難点が

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「五輪の陸上はメーンスタジアムで」の声は強い?

   国際的な陸上競技をするには、陸上レーンを現在の8レーンから9レーンにしなければならないが、座席がレーンぎりぎりまであってそのスペースがないという。さらに、道路を挟んで国立病院があり、夜間照明や音量についてかなり神経質にならないといけないともした。

   そもそも、欧米では、陸上競技は五輪の花形であり、それをメインスタジアムでやらなかったとみられて国際的な反発を買う恐れもあるそうだ。最も脚光を浴びる男子100メートルが駒沢で行われることに、鈴木知幸さんは「ちょっとつらい案ですね」と漏らした。

   五輪後の使い道を考えると、サッカーや陸上競技のセットの方が将来的に価値も出てくるという。鈴木さんは、新国立競技場をこうした施設にして、駒沢の方はシンプルな都立施設として別途考えればいいと提案した。

   自民党内から出た提言について、ネット上では、「至極真っ当な提言」「あるものを使えばいい」「五輪後のこと考えるとこれが一番」と評価する声が多数出ている。一方で、駒沢改修案などについて、「実現は難しそう」「一番客入る100m走がもったいない」「五輪の陸上はメーンスタジアムで」といった声も漏れていた。

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