2020年 7月 9日 (木)

駅構内で悲鳴、トイレ大行列、将棋倒しの危機 国会前「10万人デモ」舞台裏でドタバタ

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   国会議事堂周辺で2015年8月30日、安全保障関連法案への抗議活動が行われた。主催の市民団体は「10万人参加」を号し、国会前はプラカードを掲げた人々で埋まった。また民主・共産・社民・生活と主要野党代表がそろってスピーチするなど、抗議活動は大きな山場を迎えた。

   実際の人数は現時点では明らかになっていないものの、大勢の人が押し寄せた永田町。そこでは何が起こっていたか、大規模デモの舞台裏に注目した。

  • 多くの人で埋め尽くされた国会前(8月30日午後3時ごろ、J-CASTニュース編集部撮影)
    多くの人で埋め尽くされた国会前(8月30日午後3時ごろ、J-CASTニュース編集部撮影)
  • 永田町駅構内。あまりの人の多さに、階段でなかなか先に進めない
    永田町駅構内。あまりの人の多さに、階段でなかなか先に進めない
  • 永田町駅構内。駅員が「立ち止まらないで!」と声を上げる
    永田町駅構内。駅員が「立ち止まらないで!」と声を上げる
  • 多くの人で埋め尽くされた国会前(8月30日午後3時ごろ、J-CASTニュース編集部撮影)
  • 永田町駅構内。あまりの人の多さに、階段でなかなか先に進めない
  • 永田町駅構内。駅員が「立ち止まらないで!」と声を上げる

あまりの混雑ぶりに「何この人! コミケかよ!」

   30日13時30分過ぎ。国会議事堂に近い東京メトロ・永田町駅には、ピクリとも動かない長蛇の列ができていた。

   14時のデモ開始に備え、少し早めに到着したつもりの参加者たちだったが、最寄りの出口は殺到する人で、電車が停まって間もなく一杯に。

「国会議事堂方面の出口は、ただいま身動きが取れなくなっております、反対側の出口をご利用ください!」

   駅員の悲鳴めいた声が響く。やむなく長いホームを歩いて、国会とは逆方向の出口に向かうが、たちまちそこもパンク状態になった。駅員は懸命に誘導を続ける。

   まだ駅の構内だというのにあちこちで、プラカードやのぼりが高々と掲げられている。早くもやる気十分――というわけではなく、あまりに人が多く、そうでもしないと仲間とはぐれてしまうのだ。

「何この人! コミケかよ!」

   デモの参加者ではないらしい、若い男性が悲鳴を上げた。人ごみに巻き込まれながら、「俺たちこのまま、国会まで運ばれるんじゃね?」と連れと顔を見合わす。

   結局、駅から地上に出るまでだけで、20分近くがかかった。高齢の参加者たちは、すでに疲れ切った様子で座り込んで休息を取っている。

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