GDP600兆円目標「あり得ない」 経済同友会の小林代表幹事

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   経済同友会の小林喜光代表幹事は、安倍晋三首相が「新3本の矢」で掲げた、名目国内総生産(GDP)を600兆円に拡大する目標について、「あり得ない数値だ」と実現性を疑問視した。2015年9月29日の記者会見で語った。

   安倍晋三首相は9月24日の記者会見で、「アベノミクスは第2ステージへ移る。『1億総活躍社会』を目指す」と語った。経済や社会保障に焦点を当てる姿勢を示して、新たな「3本の矢」を提唱。2014年度に約490兆円だったGDPを、「(GDP)600兆円の達成を明確な目標に掲げたい」と宣言した。

   小林代表幹事は「新3本の矢」について、「安倍政権がまた経済をメインにやっていくというメッセージは大いに歓迎」と理解は示しつつも、GDPを600兆円に増やす目標は、名目で年率3%超の経済成長が前提になるとして、「とてもコミットできる数値ではない」と突き放した。

   また、株価が乱高下する状況については、「日本経済が悪くなっているわけではなく、米国も比較的安定している」と述べたうえで、中国経済の動向には警戒感を示した。

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