2018年 10月 20日 (土)

いつまでも美しいバストでいたい女性たち 「運動しない」「ブラ着けて寝る」は正解なのか

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   女性にとって「いつまでも、若いころの美しいバストを保ちたい」というのは大きな願いかもしれない。だが加齢とともに体型が変化し、バストラインが崩れてしまうのが厳しい現実。

   胸が「垂れる」のを恐れて運動するのを嫌がったり、夜寝る時もブラジャーを外さなかったりする女性も見られる。これは正しい判断なのだろうか。

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「クーパー靭帯」の伸びが「垂れる」原因に

   調査会社のトレンド総研が2015年4月7日に発表した、女性の「胸の下垂」に関する意識調査結果によると、20~40代の女性回答者500人のうち6割以上が「胸が垂れてきたと感じる」と答えた。30代が69%、40代で74%と割合が高くなるが、20代でも42%が「以前より垂れてきた」と実感したという。

   日本で唯一の下着研究家、青山まり氏によると、胸の垂れは普段の姿勢の悪さや下着の選び方・着用方法によっても引き起こされるそうだ。回答者に、胸の下垂につながりそうな生活習慣を問うと、最も多かったのが「運動不足」で59%に上った。パソコンやスマートフォン使用時の姿勢の悪さも上位にランクイン。また「試着せずにブラジャーを買っている」(42%)、「運動するときも普段と同じブラジャーを着用している」(35%)という答えも多かった。

   「ワコール人間科学研究所」のウェブサイトによると、バストの構造は乳腺組織や脂肪組織と、これらを支える「クーパー靭帯」から成っている。筋肉はないので、運動で鍛えられない。一方、バストの形が変化する原因は、加齢によるホルモンバランスの変化や皮膚の弾力性・柔軟性の低下と共に、クーパー靭帯の伸びが指摘されている。これは、揺れなどの外部からの刺激が長時間継続した際に起きる。

   つまり、激しい運動で胸が揺れたりすればクーパー靭帯が伸びる恐れがある。このためランニングを嫌がるなど運動を敬遠する女性もいるようだ。しかし先述の調査結果では、運動不足がバストの下垂につながっている可能性があるとされた。ではどうすればいいか。

   ひとつの解決策が、スポーツブラを着用して運動することだ。通気性がよく蒸れにくいうえ、胸の上下の揺れを抑えられ、乳頭が擦れるのを予防するといったメリットが多い。運動する習慣は健康上大切でもあるので、スポーツブラを上手に活用したいところだ。

ブラジャーを24時間着用し続けると乳がんの危険性

   ブラジャーの着用と胸の下垂の関係でしばしば議論になることがほかにもある。就寝時に「着けて寝るか、外して寝るか」だ。

   「着けて寝る派」は、形が崩れないようにという配慮だ。寝返りをうったりして体を動かすなかで胸も揺れる。そうなればクーパー靭帯が伸びて垂れる原因になるのではないか、との心配もうなずける。

   これに対して2014年11月01付「女子SPA!」で、東京や大阪でバストケア専門サロンを経営する戸瀬恭子さんは「寝るときには体を解放してください」と、ブラジャーを外すよう勧めている。

   戸瀬さんは米国での研究を引き合いに出し、ブラジャーを24時間着用している女性のうち75%が乳がんを発症している、また12時間以上着用している女性は、12時間未満の人と比べて乳がんになる可能性が21倍高いと話した。「肌に身に着けるものはリンパを押さえつけて、血液の流れを滞らせてしまうため」というのが理由だ。

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