高カロリーのアイスクリームが「健康食」？ 秘密は100兆個の腸内細菌にあり

善玉と悪玉の腸内細菌が体調や体質に大きな影響

   どうして、同じ食べ物に個人差が出るのだろうか。人間の腸には様々な細菌が100兆個以上も生息し、食べ物を分解して消化吸収作用を行っている。善玉、悪玉の腸内細菌がおり、両者のバランスが体調や体質にまで大きな影響を与えている。個人によって腸内細菌のバランスが違い、その人ごとに特定の腸内細菌が食べ物の栄養吸収や血糖値の変動に影響を与えているらしい。

   セガル博士は、「郵便で糞便のサンプルを送ってもらって腸内細菌を分析し、その人に合わせて最も健康的な食事を提供するシステムを開発すべきかもしれない」と語っている。