2024年 4月 24日 (水)

「もう3200メートル以上の出動はしません」 「救助落下事故」で静岡市が設定した「上限」

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静岡市長「訓練のないところで消防職員に行かせてしまったのは大変残念」

   静岡市の田辺信宏市長は16年1月22日の定例会見で、今回の「再発防止策」を説明した。それによると、事故の検証などを踏まえ、14年11月に、静岡市内で最も標高が高い南アルプスの間ノ岳(あいのだけ)の標高3190メートルを参考に、救助活動の上限を3200メートルに設定した、としている。

   すでに、静岡県や浜松市にも伝えたが、静岡県と浜松市は、これまでどおり救助に行く高さの上限は定めず、事案ごとに出動を判断することにしている。

   田辺市長は、事故と再発防止策を決めたことについて

「人命救助という大義の中で、訓練(経験)のないところで、消防職員に行かせてしまったということも大変残念に思っている」

などと説明した。

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