フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」で「お姉ちゃん」の声を担当していた声優の水谷優子さんが、乳がんのため51歳で亡くなり、ツイッターなどには惜しむ声が相次いで寄せられた。水谷さんの死去は、所属事務所の青二プロダクションが2016年5月19日、公式サイトで発表した。「早すぎる」との声多く「ちびまる子ちゃん」の番組公式サイトも同日、原作者のさくらももこ氏とキャスト、スタッフ一同のコメントを掲載した。「平成2年(1990年)の初回放送から長きにわたりお姉ちゃんの声を演じていただき、『ちびまる子ちゃん』を楽しく盛り上げていただいておりました。ここに追悼の意を表し、心からのご冥福をお祈り申し上げます」。水谷さんは他にも、「ブラック・ジャック」のピノコや「機動戦士Zガンダム」「スーパーロボット大戦」、ミニーマウスの吹き替え版、「デジモンアドベンチャー」の武之内空などを担当した。死去の報道を受け、ツイッターには、「ちびまる子ちゃんどうなるんだろう...ご冥福お祈りいたします」「え......めちゃくちゃショック......もうさきちゃんの声聞けないの」51歳という年齢に驚き、悲しむ人も多い。「まだ51歳なら早すぎますよ・・・・」「そんな...まだまだ聴きたかった...」「ちびまる子ちゃん」以外でもさまざまなアニメの声で知られていたため、「一番印象に残っているキャラクターは『ブラック・ジャック』のピノコですね」「水谷優子さんと言えばちびまる子ちゃんのお姉ちゃんもだが、やはりディズニーっ子としてはミニーマウス。パーク内の声はもしかしてもう変わっているのかな......」などと、他のキャラクターを思い出す人もいた。声優の水島裕さんは、「番組でご一緒する事は少なかったのですが、たまに会うと、なんだか、はにかんだような笑顔だったのが印象的です。僕には、少女を演じるイメージが強い水谷さんでしたから、お亡くなりになったと聞いても、納得できません」とブログで語っている。
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