2020年 10月 31日 (土)

「ライトフェイス」 照明の概念変える「光のカンバス」を共同開発

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   アートディレクターの戸田正寿さんが考案し、慶應義塾大学理工学部の小池康博教授の理論で実現した「光る板」Lightface(ライトフェイス)が完成し、2016年5月25日、大日本印刷、日東光学、ライトダ、ジェイ・キャストの4社が共同で発表した。大日本印刷が総販売店として市場開拓を始めるが、応用範囲が広い次世代発光パネル・照明器具として注目される。

   蛍光灯に比べて長い寿命や高い環境性能などをウリに、「次世代の照明器具」としてLED照明の普及は急速に進んでいる。日本照明工業会は2020年までLEDの出荷割合を100%にする目標を打ち出しているほか、政府も30年までに普及率をほぼ100%にする計画を固めている。しかし、課題もある。

  • 特殊立体印刷を施したライトフェイスのイメージ(※「虎図」はハメコミ合成画像です)
    特殊立体印刷を施したライトフェイスのイメージ(※「虎図」はハメコミ合成画像です)
  • ライトフェイスは、見る角度や場所を問わず均一に発光する
    ライトフェイスは、見る角度や場所を問わず均一に発光する
  • 構造図
    構造図
  • 仕様
    仕様
  • 特殊立体印刷を施したライトフェイスのイメージ(※「虎図」はハメコミ合成画像です)
  • ライトフェイスは、見る角度や場所を問わず均一に発光する
  • 構造図
  • 仕様

アートディレクター戸田正寿氏が見かけた「光の壁」が原点

   「高輝度」「長寿命」「環境性能」「低紫外線量」――。照明器具メーカーの公式サイトなどをみると、LEDが持つ長所が数多く紹介されている。だが、LEDは一般に、「光のムラ・バラツキ」や「演色性」(太陽の光にどれくらい近いか)などに課題を抱えていた。

   そこで、面全体を光らせる「発光パネル」が登場したが、照らす範囲が広がる分、光のバラツキが目立つ。照明器具の大手メーカーも、パネル型のLED照明器具はあまり扱っていない。ライトフェイスは、こうしたLED発光パネルの抱える「光のムラ」を克服した新商品といえる。

   戸田さんは伊勢丹のロゴや週刊誌AERAの表紙などで知られるアーティスト、アートディレクターである。数年前、渋谷のブランド店でLEDを光源にした「光る壁」を見て、もっと薄い「光る板」を作りたいと思い立った。

   様々なメーカーに当たり、日東光学にたどり着いた。諏訪市にある世界的なレンズメーカーである。同社は諏訪市出身の小池教授との共同研究で、光散乱理論を具体化する板状の発光体を試作していた。小池教授はプラスチック光ファイバーのパイオニアだ。

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