菓子メーカー「竹田製菓」の創業者である、竹田和平氏が2016年7月21日に死去した。83歳だった。同社が22日、J-CASTニュースの取材に明らかにした。竹田氏は、幼児向けの菓子「タマゴボーロ」を普及させたことで知られ、有名企業の大株主に名を連ねる個人投資家の一面も持っていた。ネットでは惜しむ声が出ている。ファンからは「おいしいお菓子をありがとう」竹田氏は1952年、愛知県で竹田製菓を創業(現在は竹田本社に社名変更、所在地は犬山市)。卵を使った豆ほどの菓子、タマゴボーロの大量生産に成功し、看板商品として販売した。同社は、ウエハース「麦ふぁ~」の販売でも知られており、ツイッターではこれらの商品のファンから、「たまごボーロ大好きだった、残念でならない...」「タマゴボーロの竹田さん、亡くなったんだね。おいしいお菓子をありがとう」「タマゴボーロもよく食べたけど、麦ふぁーを病みつきになるくらい食べてた。美味しいお菓子をありがとう」といった追悼の声が出ている。数多くの企業の大株主でもあった竹田氏は、アメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏になぞらえて「和製バフェット」とも呼ばれていた。そうした面をツイートする人も少なくなく、「私にとっての日本人として、日本人的なの投資家像の理想のお1人でした。どこかで一度、お会いしてみたかったです」「小さい頃にたべたタマゴボーロは懐かしく、また投資家としても勉強させて頂きました」といった声が流れている。
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