2024年 5月 2日 (木)

棒高跳び・荻田、英紙「局部」報道に怒り 失敗シーンはBBCも検証

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   リオ五輪の陸上男子棒高跳び予選で敗退した荻田大樹(おぎた・ひろき)選手(28、ミズノ)が海外報道機関の報道ぶりに「ここまで面白おかしく偽造されて罵られるとさすがにショック」と憤っている。

   英国の大衆紙が、ジャンプ失敗の原因は荻田選手の局部がバーに触れたことにあると指摘したことが理由だ。一方、BBCは荻田選手の足がバーに触れたことが失敗の原因だと報じており、大衆紙の見立ては単なる「勘違い」の可能性もある。

  • BBCは一連の騒動を荻田選手の反論を含めて伝えている
    BBCは一連の騒動を荻田選手の反論を含めて伝えている
  • BBCは一連の騒動を荻田選手の反論を含めて伝えている

ジャンプの様子をポールの横のカメラがとらえる

   予選は日本時間で2016年8月14日(現地時間13日)に行われた。荻田選手は5メートル30センチ、5メートル45センチの跳躍を成功させたが、5メートル60センチでは3本連続で失敗。その21位に終わり、予選通過はならかった。

   その失敗したジャンプの様子をポールの横に設置されたカメラがとらえており、その動画が海外メディアで話題になった。見方によっては、荻田選手の局部がポールにひっかかってポールが落下したように見えるからだ。

   悪ふざけが最も激しかったのが英国の大衆紙だ。ザ・サンのウェブサイトは、16日(日本時間同夜)、

「五輪の夢はペニスで台無しに」
「『ズボンの友達』が、ブラジルでの栄光への野望を頓挫させた」

などと報じ、動画から切り出した連続写真を

「『男性自身』が触れてポールがぐらつき、落下した」

といったキャプションをつけて掲載した。

   デイリー・ミラーも、17日(日本時間18日未明)

「敗退したが、ペニスで世界的名声を得る」
「彼のペニスが(バーを支える柱の)突起から大きなバーを外せるほどに大きいということは、世界中の誰もが理解したことだろう」
 

などと荻田選手の局部の大きさを茶化しながら報じた。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中