2024年 4月 25日 (木)

東京五輪でも「入場券転売」? 「リオでIOC理事逮捕」にみる課題

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   2016年8月21日、リオ五輪が閉幕した。IOCのバッハ会長は「大成功」と胸を張ったが、一方で入場券の不正転売など深刻な問題も表面化。それらは宿題となって五輪旗とともに東京へやって来た。

   和服姿の小池百合子・都知事がバッハ会長から五輪フラッグを受け取り、安倍晋三首相がマリオとなって土管から出てくるサプライズ。閉会式は2020年の東京大会へのバトンタッチを世界に示した儀式でもあった。

  • リオ五輪の宿題が東京五輪へ…。
    リオ五輪の宿題が東京五輪へ…。
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アイルランド五輪委員会に割り当てられた入場券が...

   日本が獲得したメダルは41個。金12、銀8、銅21がその内訳で、金メダルは7位だった。メディアもファンも大いに盛り上がった。

   大はしゃぎにピリオドを打った後、どうしても気になる事件があった。IOC理事が逮捕された「入場券転売」である。アイルランドのパトリック・ヒッキーで、大会中にリオの警察当局に宿泊ホテルに踏み込まれて御用となった。

   取材記者が解説する。

「事件はアイルランド五輪委員会に割り当てられた1000枚の入場券が不当な高値で転売されたという内容です。英国のスポーツチケット販売会社が絡んでおり、この事件の余波は各国に影響するでしょう」

   アイルランド五輪委員会の複数の関係者も宿泊ホテルの捜索を受け、パスポートを押収されている。

   この五輪の入場券問題は、多くの大会で不透明さを指摘された過去がある。日本でも旅行会社が入場券を確保していないのに集客をしたり、ダブルブッキングをしたりするなどのトラブルがあった。

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