歌手・浜崎あゆみさん(37)が2016年9月19日放送の音楽番組「ミュージックステーションウルトラFES2016」(Mステ、テレビ朝日系)で見せた「熱い」パフォーマンスに注目が集まっている。「Mステ」のステージではたびたび音程を外しながらも歌いきった。浜崎さんは8年前、左耳の聴力を実質的に失ったと告白。今回も左耳が聴こえない中でのステージだった可能性はあり、そのこともあってか、ネット上で称賛の声が多く見られた。「やっぱ音程きついのかな」の声も浜崎さんは裾の大きく広がった純白のドレス姿で登場。「M」(2000年)、「SEASONS」(00年)、「evolution」(01年)という3つのヒット曲を披露した。しかし、いずれの曲でも声量が足りなかったり、高い音程まで上がりきらなかったりする場面がみられた。とくに、「M」は冒頭から音程を外した。「音程外し」の真相は不明ながら、関連付けられそうなのは浜崎さんの「難聴」だ。00年に突発性内耳障害を患ってコンサートツアーを延期。08年1月4日にファンクラブ会員向けの公式サイト「TeamAyu」で「左耳はもう完全に機能しておらず、治療の術はないと診断された」と明かしている。「Mステ」にも左耳が聴こえない状態で出演していたのか、3曲とも声を振り絞るように歌いあげた。曲のキーは原曲のままだった。放送中からツイッターに視聴者から大きな反響が寄せられた。「わたしが知ってる浜崎じゃない」「やっぱ音程きついのかな」「何歌ってるか分かんない」といった厳しい声もある一方、「こんな『アーティスト』居ない」「ちょっと感動しちゃった」「やっぱり、かっこいいよ」と称賛の声も集まった。浜崎さんの左耳は今なお機能していないのか、所属事務所「エイベックス・マネジメント」へ9月20日に問い合わせたが、「広報部が終日外出している」とのことで回答を得られなかった。
記事に戻る