2024年 4月 19日 (金)

「ミス慶應」サークルだけじゃない 未成年飲酒で「解散」「停止」続出の慶大

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ダンスサークルは「無期限活動停止」

   テニスサークルの事案では、14年11月21日、三田祭の準備のためにキャンパスを訪れていたメンバーが「学外の不適切な場所で飲酒」のうえキャンパスに戻り、そのうち未成年者1人が急性アルコール中毒で救急車で搬送。一命は取り留めたが「極めて危険な状態」だったことが医師の診断で明らかになったという。「当人による自発的な大量の飲酒」が要因だったが、サークルの責任者や年長者がそれを制止しなかったり、同席者がすぐに救急車を呼ばなかったりしたことも問題視された。

   15年10月16日には、ダンスサークルに無期限活動停止の処分がくだっている。ダンスサークルのメンバー18人は、15年7月30日に神奈川県藤沢市内の海水浴場で懇親会を行った。その際未成年メンバー3人が飲酒し、そのうち1人が急性アルコール中毒で救急車で搬送された。命に別状はなかったが、「泥酔して暴れたうえ意識を喪失する、危険な状態」だったことが報告されている、とした。

   こういった処分は、ウェブサイトやキャンパス内の掲示板で公表される。広告研究会のメンバーは、他サークルに対するこうした処分を知りうる立場にありながら、今回の不祥事を引き起こしたことになる。

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