2024年 5月 4日 (土)

食後の血糖値急上昇が命とりに 簡単予防法「食べる順を変える」

肉とご飯はどちらを先に食べる?

   日常生活で、比較的取り組みやすい血糖値スパイクの予防法がある。食べる順番の変更だ。重要なのは「野菜を最初にする」。

 

   花村さんが実践した。3日間、同じメニューを食べるが、初日はいつも通りに、2、3日目は野菜からスタートしてもらった。またひと口30回ずつ、よくかんでもらうことにした。

   食後の血糖値を計測し、西村氏が分析すると、野菜を最初に食べたときの血糖値の上昇角度がゆるくなっていた。野菜には食物繊維が多く含まれており、食事の最初に食べることで腸壁を「コーティング」して糖の吸収を抑える効果があり、血糖値の急上昇を防げるのだ。

西村氏「これをやっていただければ、健康な人生が待っている可能性がかなり高くなります」

   野菜の後に食べるのは、タンパク質を含む肉や魚がよい。スープがあれば、その次だ。そしてようやく、ご飯の出番となる。果物は糖分が多いので、最後にするのが望ましい。

   実は早食いも、血糖値スパイクの原因になる。よくかんで、ゆっくり時間をかけて食べて欲しい。

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