2024年 4月 25日 (木)

つるの剛士と鈴木おさむは「イクメン」嫌い 「その言葉に苦しむ男性もいる」

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「あの会社の人は育休を取ったのに...」

   特定社会保険労務士の菊地加奈子氏は、人事コンサルティング会社ワーク・イノベーション(本社・横浜市)のウェブサイトに、「『イクメン』の境界線に苦しむパパたち」のタイトルで働く父親たちの苦悩を次のように伝えている。

「家事育児時間の国際比較で日本の男はダメだと言われ、国内ではイクメンがもてはやされ、家庭では『あの会社の○○社長は育休を取ったって。社長が育休を取れて育児もやっているのになんでアナタは何もできないの?』と責められる。なんとも苦しいパパが増えています」

   ウェブサイト「R25」では6月22日、「パパの10人に1人が『イクメンブルー』!?」として、未就学児を持つ20~30代男性会社員200人に聞いたウェブアンケート結果を紹介した。それによると、「家事や育児への義務感やプレッシャーから、憂鬱になったことがある」と答えたのは9.5%だった。

   こうした「イクメンブルー」にならないためには、どうすればいいのか。育休を取ってじっくり家族と向き合う方法もあるが、なかなか難しいという男性も多いだろう。前出の「おはよう日本」では、近所の父親、つまり「パパ友」のつながりで、心に余裕が持てるようになったという男性を紹介した。妻と衝突しても、パパ友に相談すると「自分だけじゃない」と思えるようになり、冷静に妻と話し合って家事や育児を分担できるようになったという。

 

   近所にパパ友がいなくても、父親向けに悩み相談を受けたり、育児についての講義をしたりする団体もある。NPO法人・ファザーリングジャパンでは、社会保険労務士や教育コンサルタント、保育士や教育の専門家を全国に派遣し、育児の時間を作るにはどうすればよいかなどをアドバイスする講座を開いている。

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