グッドデザイン賞を受賞した「Remember HOPE 浪板海岸ヴィレッジ(大槌アムウェイハウス)」が被災地のコミュニティを再生

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失われたコミュニティを取り戻すために

   岩手県大槌町はサケ漁などの水産業が盛んで、豊かな産物と自然に恵まれた町だ。大槌湾にはNHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった蓬莱島がある。しかし、東日本大震災で住宅地や市街地の半分以上が浸水し、住民の1割近くが犠牲になった。年月が経ち復興が進んでも、地域の人たちの憩いの場となる公共施設や、来訪者を誘致する施設まではなかなか手が及ばなかった。

   そこで2015年12月、一般財団法人 日本アムウェイOne by One 財団は被災地域のコミュニティ再生を支援する「Remember HOPE 東北復興支援プロジェクト」の一環として、「Remember HOPE 浪板海岸ヴィレッジ(大槌アムウェイハウス)」を建設した。同施設は、コミュニティハウスの「大槌アムウェイハウス」のほか、サーフショップやカフェなど、地域の人が利用できるコミュニケーション施設だ。「今後も地域の人々が集い語らい合える場になるように」という願いが込められている。

   さらに、サーフスポットとして賑わっていた浪板海岸の再生を目指して、地域の風土に根差しながらも復興活動との相乗効果が期待できる施設となるよう考慮して建築された。景観に合った材料を選び、復興の大動脈となる国道45号線から見て目印になるような施設を目指した。ウッドデッキのテラスは廊下の役割を果たす外部空間にし、棟と棟の間には部屋のような豊かな外部空間も作られるなど、高いデザイン性も当施設の特長だ。

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