2019年 12月 16日 (月)

財政健全化、2020年度達成は絶望的 それでも安倍政権が慌てない事情

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菅官房長官「大事なことは数字合わせではない」

   政府は、2020年度黒字化に向けた中間目標(目安)として、2018年度のPB赤字を国内総生産(GDP)比で1%に抑えるとしてきたが、今回の試算では2.4%まで悪化するという結果になった。為替レートなどによって試算より税収が上振れする可能性もあるが、中間目標の達成はまず無理という見方が一般的だ。

   こう見てくると、政府がもっとあわててもよさそうだが、安倍首相以下、妙に落ち着いて見えるのはなぜか。

   「安倍首相は2020年度目標を達成する気がない」と、全国紙の経済部デスクは指摘する。消費税増税を2度にわたり先送りし、それでも首相は国会答弁などで2020年度PB黒字を「必ず実現する」と繰り返してきた。しかし「裏付けがないのは、今回の試算で明らか」というわけだ。

   一方で、安倍内閣は「大事なことは数字合わせのためにPBを一時的に改善させることではなく、経済を成長させて税収を上げていくことだ」(菅義偉官房長官=1月26日午前の記者会見)というように、成長重視が基本スタンス。その立場からも「PB黒字の旗をいずれ降ろす」(全国紙デスク)との見方が強い。

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