2019年 1月 18日 (金)

今年の新人「ポケモンGO」型 「流行語をこじつけ」「無意味な分析」の声

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   2017年度の新入社員の特徴は、16年に大ヒットしたスマートフォン用位置情報ゲームアプリ「ポケモンGO」にちなみ、「キャラクター捕獲ゲーム型」であると日本生産性本部が発表した。ところが、ネット上では「意味が分からない」などと酷評も相次いだ。

   日本生産性本部の「今年の新入社員の型(タイプ)」は40年以上も続く春の風物詩のようなものだが、16年は「ドローン型」など前年に話題になったものが相次いで選ばれている。「流行語大賞じゃないか」といった批判もあり、その存続に疑問の声が出ている。

  • 新入社員は「ポケモンGO型」?(写真はイメージ)
    新入社員は「ポケモンGO型」?(写真はイメージ)

「レアキャラ」(優良企業)を捕獲するかのような姿

   日本生産性本部が2017年3月23日に発表したプレスリリースによれば、17年度の新入社員のタイプは「キャラクター捕獲ゲーム型」だとしている。リクルートスーツを着てスマホで情報収集しながら説明会、インターンシップへと歩き回る姿があったが、それは16年夏にスマホを片手に外に出て歩き回るゲームに熱中した人々の姿を思い起こさせるものだった。「レアキャラ」(優良企業)の捕獲のようであり、探し求める情報収集能力と、どこへでも出向くフットワークのよさを是非仕事でも発揮してほしいし、世界中で取り組まれたこのゲームのように、ボーダーレスに世界を股にかけて活躍して欲しい、と書かれている。

   商品名は出していないが、「このゲーム」というのは「ポケモンGO」を想起させ、このニュースを報じたNHK(ネット版、4月3日)でも、見出しは「ことしの新入社員は『ポケモンGO』型」だった。ところが、ネット上では新入社員と「ポケモンGO」の関連性について「意味が分からない」とし、

「たしかにこれは無理があるよなぁ...」
「こいつら絶対ポケモンGOやったことないだろ」
「すぐに飽きて辞めていくって意味かと思ったわ」

などとツイッターや掲示板で酷評が相次いだ。

   ちなみに16年は「ドローン型」、15年「消せるボールペン型」、14年「自働ブレーキ型」、13年「ロボット掃除機型」、12年「奇跡の一本松型」、11年「はやぶさ型」、10年「ETC型」となっていて、まるで前年の「流行語大賞」から持って来たようなラインナップになっている。

「調査と分析をした後に、それに1番適した言葉を探し命名」

   こうしたことから、

「毎年結論ありきで理由はあとでこじつけ。毎年こうも流行と新入社員の因果関係なんてあるわけないだろ」
「流行ってることを当てはめるだけの無意味な分析。日本生産性本部は、考える能力がないのか? こんなのを取り上げるマスコミもアホまるだし。 実にくだらない」

といった意見が出ていて、ずっとやってきたことだという理由からやめる判断が出来ないのは、日本企業の体質を象徴してるとして、

「もうやめたら?」

といった提案も多数出る事になった。

   J-CASTニュースがネット上の批判について日本生産性本部に17年4月4日に取材したところ、まず、「キャラクター捕獲ゲーム」というのは「ポケモンGO」にちなんだものだということを認めた。そして、

「始めに流行語ありきでそれに説明を付ける、というのとは全くの逆で、新入社員となる人たちに関する調査と分析をした後に、それに1番適した言葉を探し命名しています」

と反論した。来年以降も新入社員の特徴を発表していくのかは未定だという。

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