不倫、金銭トラブル、暴言... 自民党「2回生」に不届き者が多い理由

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   不倫問題を週刊新潮に報じられたことが原因で経済産業政務官を辞任した自民党の中川俊直衆院議員(広島4区)が2017年4月21日、代理人を通じて離党届を提出した。中川氏は、12年12月の衆院総選挙で初当選した「2回生」。

   中川氏以外にも2回生には不祥事が相次いでおり、二階俊博幹事長は「日本の国の政治はひっくり返っちゃう」と頭を抱えている。

  • 2012年に初当選した自民党の「2回生」の不祥事が相次いでいる
    2012年に初当選した自民党の「2回生」の不祥事が相次いでいる

2回生は自民党の野党時代を知らない

   「2回生」が初当選した衆院選は、自民党が野党から与党に返り咲いた選挙にあたり、「野党時代の厳しさを知らない」世代でもある。次に挙げる自民党所属の2回生議員による不祥事は、こういったことを背景にした「気の緩み」が反映されていると指摘されている。

   門博文衆院議員と中川郁子(ゆうこ)衆院議員は15年3月、路上でキスする様子を週刊誌に報じられた。門氏には妻子がおり、週刊誌では「不倫」だと指摘された。当時中川氏は農水政務官だったが、内閣が改造されるまで続投した。

   武藤貴也議員は15年8月、未公開株をめぐる金銭トラブルを週刊誌に報じられ、自民党を離党。16年2月には、宮崎謙介衆院議員が、妻の金子恵美衆院議員が妊娠中にグラビアアイドルと不倫していたことが発覚。議員辞職に追い込まれた。

   16年3月、大西英男衆院議員は「巫女のくせに何だと思った」と発言したことが「女性蔑視」だと批判され、「軽率な発言だった」と謝罪した。

   16年9月には、務台俊介復興政務官が台風の被災地を視察した際、長靴を持参しなかったため、水たまりを職員におんぶされて渡った様子が報じられた。直後に務台氏は謝罪したものの、半年後の17年3月の政治資金ポーティーで

「長靴業界は、これでだいぶ儲かったのではないか」

と発言。これが原因で政務官を辞任した。

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