2024年 4月 29日 (月)

ガムには「賞味期限」がない謎 パキパキになっても食べて大丈夫?

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

水分が少ないので、非常に長持ちする

   J-CASTニュースがロッテに取材してみた。

   そもそも、ガムは水分が非常に少なく、劣化が進みにくい。食品衛生法では「品質の劣化が極めて少ないもの」については、賞味期限を省略することが認められている。多くのガムに賞味期限の記載がないのはそのためだ。具体的にいつまで「持つ」かは回答がなかったが、

「砂糖や塩と同じように品質の変化がきわめて少ない食品ですので、適切な条件下であれば長期保存可能です」(ロッテ広報室)

という。

   ただし、例外がある。「特定保健用食品」だ。特定保健用食品は、「許可を受けた健康機能(成分)を担保することを目的として」賞味期限を表示することが義務付けられている。先ほど触れた「賞味期限あり」のキシリトールガムとリカルデントは、ともに特定保健用食品だ。

   ただ、ガムをしばらく放置していると、弾力がなくなって、噛むとすぐにバラバラになってしまうことがある。これは大丈夫なのだろうか。

「乾燥した場合などにパキパキになっていることがありますが、しばらく噛んでいただくと通常通り噛めるようになります」(ロッテ広報室)

   とはいえ、いったん開封してしまったガムは、香りが弱くなったり、吸湿してしまう、あるいは、反対に乾燥してしまったりするおそれがあるといい、「早めに食べきることをお勧めする」とのことだった。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中