2018年 11月 22日 (木)

小説募集「異世界転生以外で」  KADOKAWAのコンテストが話題に

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   「異世界転生以外ならオールジャンルOK!」。大手出版社のKADOKAWAがこう銘打ったエンタメ小説のコンテストを行うと発表し、ネット上で話題になっている。

   「異世界もの多すぎだからな・・・」「才能の無いなんちゃって作家が溢れてるんだろう」「面白ければ異世界転生でもいいと思うんだが なんでだめなん?」。コンテストの開始が2017年6月1日に迫り、ツイッター上などではこんな議論が交わされている。

  • 小説投稿サイト上のコンテスト告知
    小説投稿サイト上のコンテスト告知

主人公は「成人男性」に指定

   KADOKAWAは16年2月、エンタメ小説の新レーベル「NOVEL 0」を立ち上げ、「カッコいい大人の生き様」をテーマにライトノベル作家らが次々に文庫本を刊行してきた。主な作品に、細音啓さん作「ワールドエネミー 不死者の少女と不死殺しの王」、三浦勇雄さん作「皿の上の聖騎士(パラディン) -A Tale of Armour-」などがある。

   今回は、レーベルで「大人が読みたいエンタメ小説コンテスト」を行うことになり、今の大人が読みたいと思う小説を広く募集することになった。「異世界転生」以外という応募条件のほかに、主人公を「成人男性」に指定しているのも特徴になっている。

   作品は、KADOKAWAの小説投稿サイト「カクヨム」で、7月16日まで応募を受け付ける。読者選考などを経て、NOVEL 0編集部による最終選考結果は9月ごろにカクヨムで発表され、大賞受賞者には賞金30万円が授与されるほか、書籍化の可能性もあるという。

「小説家になろう」でも過去に同様の条件

   この業界では、日本最大級という小説投稿サイト「小説家になろう」が「異世界転生」ものでよく知られている。平凡な生活を送っていた主人公が異世界に放り込まれて大活躍するといったストーリーが特徴で、こうした小説は「なろう系」とも呼ばれてきた。

   KADOKAWAのカクヨムでは、16年に初めてのウェブ小説コンテストを行い、7部門で募集した結果、ファンタジー部門の大賞は、「異世界転生」ものの作品になった。

   一方、「小説家になろう」が16年に文学同人誌即売会「文学フリマ」と共催した短編小説コンテストでは、「『異世界転生』、『異世界転移』の要素なし」という条件を掲げ、話題になっていた。

   J-CASTニュースは、KADOKAWA宣伝局に今回の募集の狙いを改めて取材したが、回答は見合わせるとのことだった。

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