「出会い系バー通い」の次は「性的暴行疑惑」 「反・親」安倍めぐる場外戦の様相!?

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   安倍政権が関与したのではないか、と疑念の声が出ている森友学園や加計学園の問題が国会などで注目を集める中、政権を擁護する側と批判する側の双方に性的な話題が浮上した。

   安倍政権に近い立場からテレビ番組などでコメントを続けてきたジャーナリストの山口敬之氏(51)をめぐって、28歳のジャーナリストの女性が山口氏から酒を飲まされ、性的暴行を受けたと主張し会見。一方、加計学園の獣医学部新設が「総理の意向」などと書かれた文書が「本物」だとする、文部科学省・前事務次官の前川喜平氏(62)には「出会い系バー」通いが唐突に報じられた。

  • 政局をめぐる「場外戦」が続いている
    政局をめぐる「場外戦」が続いている

「被害女性」が「顔出し」会見

   山口氏をめぐっては、「週刊新潮」が2017年5月18日号(首都圏で5月10日発売)で「準強姦の嫌疑をかけられ逮捕寸前だった過去がある」として「被害女性が告発」。その「被害女性」が5月29日、東京・霞が関の司法記者クラブで「詩織」の本名を明かして(名字は家族の希望で非公開)、「顔出し」で会見した。

   詩織さんの説明によると、15年4月、当時TBSのワシントン支局長だった山口氏と都内の飲食店で食事後に記憶をなくし、目覚めると、ホテルの客室内で性的暴行を受けている状態だった。詩織さんは被害届を出し、6月には警視庁の捜査員が逮捕状を持って山口氏の逮捕に向かったが、詩織さんによると、捜査員から

「今、(編注:山口氏が)目の前を通過していきましたが、上からの指示があり、逮捕することができませんでした。私も捜査を離れます」

と連絡があったという。その後、山口氏は15年8月に準強姦の容疑で書類送検されたものの、16年7月に不起訴処分になった。この日の会見では、詩織さんは不起訴処分を不服として検察審査会に審査を申し立てたことを明らかにし、

「レイプがどれだけ恐ろしく、その後の人生に大きな影響を与えるか伝えなくてはいけないと思った」

などと訴えた。

山口氏「私は法に触れる事は一切していません」

   山口氏は詩織さんの会見後にフェイスブックを更新し、

「私は法に触れる事は一切していません」

と主張。以下のように、事案が発覚したタイミングを疑問視した。

「私はこの(編注:16年7月の不起訴処分という)結論を得て、本格的な(フリーランスとしての)記者活動を開始しました。当該女性がもし、純粋に不起訴という結論に不満だったなら時をおかず不服申立していたと考えます。なぜ私がメディアに露出するようになってから行動が起こされたのか、なぜ当該女性の主張を一方的に取り上げた週刊誌の報道が先行したのかなど、今後の対応を検討する為に全体状況を理解しようと努力しています」

   一方、加計学園をめぐる文書が「本物」だと主張している前川氏をめぐっては、読売新聞が5月22日朝刊の記事で

「在職中、売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに、頻繁に出入りしていたことが関係者への取材でわかった。教育行政のトップとして不適切な行動に対し、批判が上がりそうだ」

と、わざわざ「出会い系バー」について「売春や援助交際の交渉の場になっている」と説明しながら指摘。前川氏は5月25日に会見を開き、出会い系バー通いの事実を認めながら、

「実地の視察。調査という意味合いもあった」

と説明した。

菅官房長官「ああいうところに...」、野田幹事長「個人攻撃が見苦しい」

   だが、菅義偉官房長官は5月26日の会見で

「常識的に言って、教育行政の最高責任者がそうした店に出入りして、小遣いを渡すようなことは到底考えられない」
「調査だったら1回や2回じゃないですか?」
「ああいうところに、そういうことで調査に行くんでしょうか、常識的に」

などと説明の妥当性を疑問視。これと並行する形で「文書」の信ぴょう性も攻撃し続けた。

   こういった菅氏の発言には、野党から

「あまりにも個人攻撃が見苦しい」(民進党・野田佳彦幹事長)

といった批判が出ている。

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