フジ番組が「デマ情報を見破る4か条」 「完全な自虐ネタ」と話題

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   実在しない「ガリガリ君」を番組で紹介したとして、フジテレビがまた謝罪に追い込まれた。そして、このタイミングで、フジの「とくダネ!」が「デマ情報を見破る4か条」を特集して、「身内へのレクチャーか」とネット上でネタにされている。

   フジテレビでは、2017年5月28日放送の「ワイドナショー」で宮崎駿監督のものとした引退発言の一部が創作ネタだったとして謝罪したが、今度は、6月6日放送の「ノンストップ!」でも、別の創作ネタを使っていたことが発覚した。

  • フジテレビが創作ネタ使用でまた謝罪
    フジテレビが創作ネタ使用でまた謝罪

創作ネタ使用で謝罪した直後の「とくダネ!」で

   人気のアイス「ガリガリ君」で「火星ヤシ」味があると、パッケージの写真付きで紹介したのだ。これは、実際にはない架空のイラストで、「ノンストップ!」は翌7日、「こちらの確認不足でした」と放送中にお詫びして訂正する事態になった。

   そして、8日放送の情報番組「とくダネ!」は、トランプ米国大統領が連発したことで広まった「フェイクニュース」を取り上げ、「だまされない秘訣は?」のテーマで特集を組んだ。

   身近な情報にもフェイクニュースはあるとして、医療・健康系サイトが閉鎖になった騒ぎを紹介し、番組のアシスタントが「本当なのかウソなのか見る側がしっかりと判断しないとウソのニュースに振り回されてしまう」と解説した。

   たくさんあるニュースをどう見分けるかとして、番組では、ネット投稿監視会社のイー・ガーディアンが提供したという「デマ情報を見破る4か条」を取り上げた。

   だまされない方法の1つとしてまず、「まだ出ていないニュースではないか?」と確かめることが挙げられた。これに対し、笠井信輔アナは渋い顔を見せ、「そういう情報にこそ価値があると見てしまうから」と説明した。小倉智昭キャスターも「だいたいわれわれの番組、『とくダネ!』って言うんですよね」と同意すると、出演者から笑いが漏れた。

フジが問い合わせしてきて独自に4か条にまとめた

   続いて、衝撃告白など「タイトルが過激ではないか?」とチェックする目も大切だとされた。また、顔を入れ替えるコラージュがされていないか「画像について過去と現在を比較する」、新聞記事に書いてあるなど「信頼性のある出典かどうか?」確かめる、といった点も挙げられた。

   番組に出演したITジャーナリストの三上洋さんは、「これは本当、われわれも注意しないといけない。テレビ局も、私のようなジャーナリストも、衝動的に飛びついた後にちょっとブレーキをかけたらどうかと。裏を2つ、3つ必ず取る」と指摘していた。

   放送後には、ツイッター上などで、フジが「デマ情報を見破る4か条」を取り上げたことが話題になり、「身内向けのレクチャーなのでは」「完全な自虐ネタですね」との推測が出ている。

   謝罪したガリガリ君の件についてみると、まず過去記事のデータベースなどで「まだ出ていないニュース」だとチェックしていなかったことがある。火星ヤシ味とは「タイトルが過激」で、イラストはガリガリ君と髪型が違うと「画像の比較」がされていなかった、ネット上の画像だけ見て「出典」を確かめなかった、といった点が4か条に当てはまっていた。

   イー・ガーディアンは6月8日、J-CASTニュースの取材に対し、フジが問い合わせしてきて独自に4か条にまとめたものだとして、こう説明した。

「謝罪した問題についてではなく、デマを拡散しないために一般のネットユーザーとして気を付けるべきことについて聞かれました。それがフジの問題についても当てはまるかについては、コメントとしてお答えできるものはありません」
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