2024年 5月 5日 (日)

巨人復調、新戦力「雄叫び男」が救世主? FA組も活躍でCSに間に合うか

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   プロ野球の巨人が2017年6月17日、ロッテに勝利し、セパ交流戦で二度目の連勝。

   陽岱鋼が移籍後初の本塁打を放ち、14日には山口俊がソフトバンクを6回までゼロ封とここにきてFA組が活躍。「雄叫び男」の2年目・山本泰寛など、新戦力も登場するなど、救世主的な活躍が目立ち始めた。

  • 巨人の高橋由伸監督(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsから)
    巨人の高橋由伸監督(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsから)
  • 巨人の高橋由伸監督(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsから)

由伸監督、我慢して使ってみて!

   17日のスポーツ番組「SPORTSウォッチャー」(テレビ東京系)には野球解説者の中畑清氏が出演し、期待の若手として山本を絶賛した。

   中畑氏は、6月14日のソフトバンク戦の一場面を取り上げた。13日の試合から「2番・2塁」に入った山本が6回裏、相手の先発・石川柊太が四球を許すと、巨人ベンチに向かって雄叫びを上げた。

「ベンチに向かって、『どやー!』っていうね。先輩方に吠えまくっているのよ。ここから行きましょうよ先輩方、って。こんな若手、今まで1人もいなかった。その気迫に乗せられて、次のバッター」

   次打者は3番・坂本勇人。山本の雄叫びがきいたのか、左翼席に先制2ランを放った。打った瞬間、本塁打と分かる当たりで、坂本もベンチに雄叫びを上げた。

「普段はクールなタイプ。それがここまで吠えている。山本の気持ちにつられて、おれも言っちゃったよ、みたいなね」

   山本は、5試合続けて「2番・2塁」で先発出場中、17日のロッテ戦は4打数2安打の活躍だった。

   中畑氏は「山本の状態がすごくいい。エンドランは決めるわ、守備になればファインプレーはするわ。今ね、絶好調の選手なのよ」と話し、カメラに向かって

「悪くなった時に、(高橋)由伸監督、変えないで我慢して使ってみて!お願いします。こういう選手大事よ!」

と呼びかけた。

ここ5試合は、4勝1敗

   FA組もやっと力を発揮しだした。17日のロッテ戦。8回2死1塁、陽は右翼席に第1号を放つと、お立ち台でスタンドを見渡した。FAで日本ハムから加入したが、けがで出遅れて6日、1軍に合流。「けがで迷惑をかけた。これからチームに貢献したい」と述べた。

   チームは8日まで13連敗していたが、それ以降は何とか持ち直している。14日のソフトバンク戦(東京ドーム)では、これも出遅れFA組の山口俊が6回まで無安打無失点。その後、マシソン、カミネロの継投でノーヒットノーランを達成。ソフトバンクとの3連戦(13~15日)を2勝1敗で交流戦初の勝ち越し、その勢いをかってロッテに連勝(16、17日)した。ここ5試合、4勝1敗と上向き調子だ。

   巨人は64試合を終え、28勝36敗。残り79試合を44勝35敗で乗り切れば、勝率5割を超え、CS出場も夢ではなくなってきた。

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