2024年 5月 1日 (水)

乳児にはわずかな塩分でも危険 では、夏場の塩分補給はどうする

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地面からの高さが要注意

   ではどういった点に気をつけるべきだろうか。環境省の資料では乳児に多い危険性として「地面からの高さ」を挙げている。夏は地面に近いほど気温が高く、大人と幼児の高さでは2~3度以上の差が生じるという。

   地面からの高さが150センチでは32度程度でも、5~50センチでは34~37度に達しており、大人にとっては「注意」程度の気温が幼児には「厳重警戒」レベルになっているのだ。乳幼児は自分で意思表示ができないため、環境省は大人が十分に注意し、顔が赤いなどの異常がないかを常に確認するよう呼びかけている。

   また、車の中などの密閉空間もわずか10分程度で20度台後半だった温度が36~7度に達するため、わずかな時間でも子どもだけを車内に取り残さないよう注意を促している。

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