2018年 10月 20日 (土)

デブが健康なんてやっぱりない 体重が多いだけでも心疾患リスクが上昇

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   過体重や肥満が高血圧や高コレステロールにつながり、心臓や脳、血管の病気を発症するリスクが高くなるというのはもはや「常識」だろう。

   しかし、太っていても血圧や血糖値、コレステロール値などが正常であれば病気のリスクは高くないという、いわゆる「太っていても健康」という主張も近年聞かれるようになっていた。

   この考え方には専門家らから疑問の声も出ていたが2017年8月14日、欧州心臓学会誌で完全に否定する論文が発表された。

  • 体重はやっぱり標準が一番いい
    体重はやっぱり標準が一番いい

代謝的に健康、は正しいのか

   「太っていても健康」理論は2012年に米サウスカロライナ大学が発表した、肥満でも血圧や血糖値、コレステロール値に問題がない「代謝的には健康」とされる人はそうでない肥満の人に比べ健康状態にリスクがなかった、とする研究結果をもとに提唱されるようになった。

   一見筋が通っているようにも聞こえるため、支持する声もあったが欧州心臓学会や欧州肥満学会、英国心臓財団など欧州を中心とした複数の学術団体から疑問の声があがっており、検証を試みる研究が行われてきた。

   2016年には英バーミンガム大学の研究者らが英国人350万人を1995~2015年の間追跡調査したデータから、代謝的に健康でも肥満であれば心臓発作と脳卒中のリスクが高いとする研究結果を発表している。

   ただし、この研究は喫煙習慣や運動習慣、喫煙の有無など個々のライフスタイルの違いがもたらす影響を考慮できておらず、本当に体重のみがリスク要因となっているかは断定できていなかった。

   そこで英国心臓財団が出資をし、がんと生活習慣の関係を分析するために収集された欧州10か国で12年以上追跡調査した52万人のデータをインペリアル・カレッジ・ロンドンとケンブリッジ大学が分析。

   年齢や性別、教育、経済状況、喫煙、食習慣、身体活動量など健康状態に影響を与える諸条件をすべて均等に調整し、体重と心臓病発症リスクの関係を調べている。

   その結果、「体重は標準で代謝的にも健康な人」と比べると、「過体重以上で代謝的には健康な人」の心臓病発症リスクは28%高くなっていることが確認された。やはり太っているのは不健康だったのだ。

   ちなみに言うまでもないが、「過体重で代謝的にも不健康な人」はリスク133%高、「肥満で代謝的にも不健康な人」はリスク154%高と圧倒的に不健康な状態だった。

脂肪が問題か、あるいは...

   では体重が多いことの何が問題なのだろうか。研究者らはいくつかの可能性を指摘している。

   まずは脂肪だ。例えば内臓脂肪は体内で炎症を起こすことが知られており、急激な変化は起きなくても、徐々に血管や心臓にダメージが蓄積していくかもしれない。

   また一見血糖値や血圧が正常なように見えても、実際には徐々に長い時間をかけて代謝が悪化しており、限界に達した時に心臓病などの形で現れているという可能性もある。

   研究結果を受けて英国心臓財団は「『太っていても健康』というのは誤りだ」とし、

「正確を期すなら『太っていても今は健康だが、人生の後半における心臓病リスクは確実に高い』と言うべきだろう」

とコメントしている。

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