蓮舫「次期首相」論まさかの理由 「トランプ的中」木村太郎氏発言に驚き

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   ジャーナリストの木村太郎氏が、次期首相として民進党前代表の蓮舫氏の名前をテレビ番組であげた。「すごく期待していた」という。

   蓮舫氏といえば「二重国籍」問題をめぐって疑問の声が相次いだ。だが木村氏は「二重国籍は二重文化のこと」だとして肯定的に捉えている。

  • 木村太郎氏は、次期首相として民進党の蓮舫氏への期待を述べた(写真は2017年7月撮影)
    木村太郎氏は、次期首相として民進党の蓮舫氏への期待を述べた(写真は2017年7月撮影)

「二重国籍というのは二重文化のこと」

   木村氏は時事問題を討論する「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)2017年8月21日放送回に出演。番組では「次期首相にふさわしいのは誰か」をテーマに出演者5人が順番にプレゼンする形式を取り、木村氏は「実は蓮舫さんにすごく期待していた。華がある」と見解を述べた。

   二重国籍については

「実はこれからの政治家に必要なことじゃないか。二重国籍というのは二重文化のこと。広い視野を持った政治家が出て、日本のガラパゴス状態に風穴を空けないといけない」

と持論を展開。木村氏自身が米国生まれであるのを引き合いに、

「物事の考え方がすごく広まる。あの人(蓮舫氏)もこれから見える部分が広がってくる可能性がある。そういう人を拒否してはいけないと思う」

と主張した。

   他の出演者があげた人物を追うと、実業家の西村博之氏が「小泉進次郎氏」、タレントでエッセイストの小島慶子さんと、お笑いタレントのカンニング竹山さんがいずれも「石破茂氏」、橋下徹氏が「安倍晋三氏」だった。いずれも与党自民党衆院議員の名前をあげている。しかし木村氏は「(自民党の)誰を見ても(首相に)ふさわしいと思わない」と自民党議員を一蹴していた。

   プレゼン後には出演者5人の「誰に共感したか」を観覧客50人が採点したが、1位は西村氏の64点、2位は橋下氏の59点、3位竹山さん55点、4位小島さん53点と続き、木村さんは45点で最下位という結果だった。

「(自民党の)誰を見てもふさわしいと思わない」

   蓮舫氏は16年9月の民進党代表選挙直前に日本と台湾の二重国籍疑惑が浮上。17年7月18日に、戸籍謄本の一部などを公開して幕引きを図ったが、直後の同月27日に突如代表辞任を表明した。代表をつとめた期間はわずか10か月だった。

   こうした蓮舫氏の二重国籍問題は国会や党内で混乱を招いたとされ、民進党の支持率低迷の一因とする向きもある。その中で二重国籍を肯定的に捉える木村氏の主張には、ツイッターやインターネット掲示板で反発の声が多数出ていた。

「二重国籍=視野が広い そんな訳ねえだろ」
「視野の広さと国籍の数には何の関係も無いと思いますけど」
「二重国籍って二重文化のこと これがおかしい 国籍は関係ない」
「それなら最初から堂々と二重国籍を持つことでグローバルな視点を持っているって言えばよかったんだよ」

   また、「これ蓮舫をからかってるんだろ?」「本心と見るか、皮肉と見るか」などと真に受けていないような声もあった。

   とはいえ、木村氏は2016年11月の米大統領選でドナルド・トランプ氏が当選することを、予備選挙前で「泡沫候補」扱いすらされていた15年12月の時点で既に予想。実際にトランプ氏が当選したことで大きな脚光を浴び、メディアの引っ張りだこになった実績の持ち主だ。

   また少し古いが、蓮舫氏が代表をつとめていた16年11月当時、時事通信の世論調査(全国18歳以上の男女2000人が対象)では、次期首相にふさわしい政治家として、安倍氏(22.4%)、小泉氏(14.0%)、石破氏(9.8%)、小池百合子氏(9.4%)に続いて蓮舫氏(3.9%)の名前があがっていたなど、少なくとも代表就任時点では一定の「待望論」があったのも事実だ。

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