菅直人も大興奮のお粗末人事 前原民進、いきなりコケた

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   民進党の「お家芸」ともいえる内輪もめは、代表が前原誠司氏に代わってからも続いている。2017年9月5日に開かれた両院議員総会では、前原氏が提案した役員人事を承認した。代表代行には前原氏と代表選を争った枝野幸男・元官房長官、幹事長には大島敦・元総務副大臣をあてた。だが、9月3日段階で幹事長起用が報じられていた山尾志桜里・元政調会長の名前が呼ばれることはなかった。

   わずか2日で人事が「ひっくり返った」とも言え、「前原代表にとって大きなつまづき(原文ママ)となる」(菅直人元首相)と、早くも党内から異論が噴出している。

  • 菅直人元首相は「いったん決めたのなら初心を貫くべし」と主張した(2011年6月撮影)
    菅直人元首相は「いったん決めたのなら初心を貫くべし」と主張した(2011年6月撮影)
  • 党内からは前原誠司代表の「大きなつまずき」指摘も…
    党内からは前原誠司代表の「大きなつまずき」指摘も…
  • 幹事長に選ばれた大島敦・元総務副大臣。笑顔で「明るくやっていきたいと思います」とのみあいさつした(写真は民進党の動画中継から)
    幹事長に選ばれた大島敦・元総務副大臣。笑顔で「明るくやっていきたいと思います」とのみあいさつした(写真は民進党の動画中継から)

「いったん決めたのなら初心を貫くべし」

   9月3日の朝刊時点で、朝日新聞や読売新聞が山尾氏の起用方針を報道。両紙とも、代表代行には枝野氏と大島氏が就任する方向だと伝えていた。ところが、5日付朝刊では一転、山尾氏の政治家としての力量不足を指摘する声が党内からあがったとして、幹事長起用の「撤回検討」(朝日)、「撤回」(読売)といった見出しがおどった。

   直後に菅氏はツイッターで、

「人事は慎重に練り上げることが必要。しかしそれは発表する前のこと。山尾幹事長など主要人事が事実上発表された後に、異論が出たといって撤回することは前原代表にとって大きなつまづきとなる。いったん決めたのなら初心を貫くべし」

と書き込み、方針転換に異論を唱えた。

   同日午後の両院議員総会では、前原氏は冒頭のあいさつで山尾氏の件を念頭に

「人事のことで色々皆さん方にご心配をおかけしていることに、まずお詫びを申し上げたい」

と陳謝。前原氏が最終的に提案した人事案は拍手で承認され、幹事長に選ばれた大島氏は笑顔で

「明るくやっていきたいと思います。以上です」

とのみあいさつ。最後に司会者が出席者からの発言を募る場面もあったが、手を挙げた人はおらず、議員総会は20分程度で終了。最初の前原氏のあいさつを除けば、山尾氏の件が話題にのぼることはなかった。

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